Project/Area Number |
23K28464
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Project/Area Number (Other) |
23H03776 (2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 90130:Medical systems-related
Basic Section 90140:Medical technology assessment-related
Sections That Are Subject to Joint Review: Basic Section90130:Medical systems-related , Basic Section90140:Medical technology assessment-related
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Research Institution | National Cancer Center Japan |
Principal Investigator |
橘 英伸 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 室長 (20450215)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀田 健二 国立研究開発法人国立がん研究センター, 先端医療開発センター, 医学物理士 (60616134)
米村 美紀 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, レジデント (10975014)
大鹿 理貴 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, レジデント (20975015)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥14,300,000 (Direct Cost: ¥11,000,000、Indirect Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2024: ¥7,280,000 (Direct Cost: ¥5,600,000、Indirect Cost: ¥1,680,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
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Keywords | 放射線治療 / 焼灼術 / 心房細動 / 心室頻拍 / ゲル線量計 |
Outline of Research at the Start |
放射線治療装置を利用した焼灼術(放射線治療焼灼術)の報告では癌治療の放射線治療装置を適用外利用したものであり、また治療計画や照射の詳細について報告がなく、治療法として確立されていない。本研究では、心房細動への治療の選択肢を増やすため、癌治療専用の放射線治療装置を心房細動に最適化した新たな放射線治療システムとするための研究開発を行う。この研究開発により非侵襲的な治療で、精度良く目的部位のみに照射でき期待する治療効果が得られ、その他重要血管などへの余分な被ばく線量を最小限にして副作用のリスクを低減させることが期待できる。
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Outline of Annual Research Achievements |
高周波カテーテル焼灼術ではカテーテルを操作し、焼灼する部位に電極を直接設置させる。そのため、焼灼の目的部位と設置の位置精度が非常に高い。一方、放射線治療はカテーテルの挿入などの非侵襲的な作業はないが、外部からの照射となるため位置精度が懸念点である。臨床試験では放射線治療のアブレーションが実施されているが、動きの対応や照射装置自身の照射精度が重要である。本研究では動きがない状態での照射装置のみの評価を行った。1 mmを求められる精度とすると、メーカによって達成できないことがわかった。したがって、癌治療における放射線治療では現状で十分なのかもしれないが、心臓における治療では不適な照射装置があるので注意する必要がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
放射線治療焼灼術に利用するリニアックの照射精度を多施設試験で確認し、現在論文作成が完了して提出予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
治療計画に関する囲みは論文調査等で安定的な方法を策定する。四次元計算のための計算エンジンは企業との共同研究で確保することができた。統合的な開発を進める。
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