Project/Area Number |
23KF0143
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 17040:Solid earth sciences-related
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
NAMBAJE CLAUDE 新潟大学, 自然科学系, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2023-09-27 – 2025-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2025: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2023: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | クリティカルメタル / 中央アフリカ / 花崗岩 |
Outline of Research at the Start |
ニオブ(Nb)は半導体や電磁石、タンタル(Ta)を含む合金は多数の工業(航空機、医療設備 、原子力発電、携帯電話など)、錫は半田付け、リチウム電池などに利用されており、我々の生活に必要不可欠な金属元素である。本研究の目的は、中央アフリカ大陸のルワンダ共和国に産するNb-Ta鉱床の化学分析から、大陸地殻内におけるニオブ(Nb)・タンタル(Ta)・錫クリティカルメタルの濃縮過程とNb-Ta錫石の地球化学的探査法を確立することである。
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Outline of Annual Research Achievements |
渡日前にルワンダ共和国のNb-Ta鉱床を含む地域の現地地質調査を予察的に行い、代表的な試料を日本へ持参し、岩石薄片作成、偏光顕微鏡観察、鉱物同定、SEM-EDSを用いて鉱物の化学組成を測定した。2月から3月に約1か月間、中央アフリカ大陸のルワンダ共和国のKaragwe-Ankole Beltを中心に、ニオブ(Nb)・タンタル(Ta)・錫クリティカルメタルの鉱床を含む花崗岩をターゲットにし、現地で車をチャーターしながら、現地地質調査・サンプリングを行った。新しく採取した試料の岩石薄片作成、偏光顕微鏡観察、鉱物同定、SEM-EDSを用いて鉱物の化学組成を測定した。さらに、新潟大学所有のXRF(主要元素)による全岩化学組成分析を行った。得られた結果は日本地球惑星科学連合大会に投稿し、発表する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度の計画通り、すでに所有していた試料の予察的な分析を行い、さらに中央アフリカ大陸のルワンダ共和国の現地地質調査・サンプリングを行った。代表的な試料について、基礎的な化学分析を行い、その成果を2つの国際学会で発表し、おおむね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
外国人特別研究員が令和6年4月に採用終了したため、補助事業廃止となり研究終了となった。
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