Project/Area Number |
23KF0144
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 11010:Algebra-related
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
中西 知樹 名古屋大学, 多元数理科学研究科, 教授 (80227842)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
CAO PEIGEN 名古屋大学, 多元数理科学研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2023-09-27 – 2024-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2024: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
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Keywords | 団代数 |
Outline of Research at the Start |
Gross-Hacking-Keel-Kontsevitch(GHKK)による団散乱図の導入と(団代数の基盤構造である) 団パターンとの関係に関する画期的な仕事により,団散乱図の構造を通して団パターンの局所 及び大域的な構造を調べることが可能となった.一方,団散乱図には悪地(Badlands)と呼ば れる団パターンのG扇の補集合が存在し,その局所及び大域的な構造は極めて複雑であることがわかっている一方で具体的な様子はほとんど解明されていない.本研究は,これらの問題の解決を目指すものである.
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年9月の赴任直後より,Cao氏と団代数に関する最近の発展に関する勉強会を毎週定期的に行った.主としてCao氏が最新文献を調べ,その報告を行い,共同で結果の吟味と我々の研究目標への適用可能性を討論した.共同研究の過程において,Cao氏は団変数のd整合性とf整合性に関するいくつかの重要な性質を見いした.この結果は,氏の独自の考察の基づくものであるので,Cao氏の単著論文として発表することとした.なお,Cao氏は中国科学技術大学への赴任が決まり,予定を早めて2024年2月に本研究員を終了することになった.
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