Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
モートン リース 東京工業大学, 外国語教育研究センター, 教授 (40361787)
赤間 啓之 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (60242301)
高岸 輝 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (80416263)
谷口 尚子 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (50307203)
村井 源 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教 (70452018)
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Budget Amount *help |
¥7,150,000 (Direct Cost: ¥5,500,000、Indirect Cost: ¥1,650,000)
Fiscal Year 2013: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2012: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
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Research Abstract |
大規模感性情報の精妙な抽象化を課題として掲げ,具体的には感性情報解析ツールを2段階で設計実装し,公開することを目的とする.平成24年度は,その1段階目を実行した<開発済みのテキスト自動解析ツール(統語解析,共起解析)を拡張し,複数のオントロジー(専門概念,一般的文化概念,修辞概念など)を利用した解析のためのモジュールを組み込む.同時に,文学,芸術,音楽,政治の各ジャンルから,専門領域と時代を選び,オントロジーの模範事例を構築する.>. 具体的には,感性情報解析ツールをオントロジーと対応することを目指すため,以下の2つの方法論を実行に移した.(1)テキスト自動解析ツールヘオントロジー対応モジュールを実装:同義語辞書,類義語辞書の拡張として,句,節,文,意味要素,解釈要素,概念,要点,意図,修辞特徴それぞれの水準における構成要素の辞書とタグ付け機構を実装した.(2)模範事例オントロジーの作成:人文・社会科学におけるテキストの学術的研究において,分析単位として用いられる構成要素を特定し,それをオントロジー(辞書的データベース)として構築した.その成果は,国内外(アメリカ)での研究発表となって結実した. また初年度である平成24年度は,5年間の研究を支える研究の基盤の構築に努めた.サーバの増強や,テキストの電子化など研究活動を助ける人材の確保等を行った. 以上のことにより,5年間の研究の初年度として,研究の概観と基盤を整えると共に,すでに開発・公開済みであったテキストの自動分析に関連するソフトウェア・ツールの拡張に成功した.
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