Project/Area Number |
24540298
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Particle/Nuclear/Cosmic ray/Astro physics
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
小松原 哲郎 筑波大学, 数理物質系, 講師 (10195852)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥5,330,000 (Direct Cost: ¥4,100,000、Indirect Cost: ¥1,230,000)
Fiscal Year 2014: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2013: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2012: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
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Keywords | ビッグバン / 宇宙元素合成 / リチウム6 / リチウム7 / ガンマ線分光 / 核反応断面積 / 国際研究者交流 / 中国:韓国 / 核構造 / ヘリウム3 |
Research Abstract |
ビッグバン宇宙元素合成において、リチウム同位体(6Li と 7Li)の量は理論計算値と観測値の間に不一致があり、現在、大きな問題の一つとして挙げられている。この理論計算では、既存の核データに基づいた反応断面積を基礎として数値を算出しているが、この核データの精度が不十分であり、より詳しい実験が必要である。この観点から、我々は、6Li(p,γ)7Be反応のradiative capture 過程の断面積を再測定した。実験は、筑波大学研究基盤総合センター応用加速器部門において実施し、筑波大学、日本原子力研究開発機構、東京大学CNS、理化学研究所、中国IMP、韓国Hoseo大学の機関の共同研究として行った。ターミナル電圧百万ボルトのタンデトロン加速器を用いて陽子ビームを、エネルギー 0.25 MeV から 2.08 MeVの間で変化させて加速し、6Li 濃縮同位体ターゲットに照射した。核反応で発生した高エネルギーガンマ線を0度に設置した高検出効率高分解能のゲルマニウム半導体検出器(相対検出効率140%)で測定した。これまでの暫定的な解析結果から、我々の結果は、ほぼ過去データを再現する事が判った。しかし、より低いエネルギーにおいて、共鳴ピークに類似した変化が得られ、これまで報告の無かった新たな知見が得られた。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)