Project/Area Number |
24592444
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Urology
|
Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
高 榮哲 金沢大学, 医学系, 准教授 (90283134)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前田 雄司 金沢大学, 大学病院, 助教 (20377394)
杉本 和宏 金沢大学, 医学系, 協力研究員 (70621837)
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2012)
|
Budget Amount *help |
¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2012: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
|
Keywords | X染色体 / Yホモローグ / HSFX / HSFY / 円形精子細胞 / X染色体 / 男性不妊症 |
Research Abstract |
次年度に引き続きX-link遺伝子を同定した。方法は既知のYホモログを持つX-link遺伝子を検証した。ホモログのPRKX, RPS4X, TBL1X, USPX, ZFXはYホモログで精子形成関連遺伝子でありHSFX、TSPYL2、UTXからもYホモログから推察した。霊長類に主に発現するX染色体に発現する精子形成遺伝子4種類を同定した。さらに霊長類のデータベースからではCXorf51、HSFX1/2, FAM104B, KIAA1210の4種類を有力な候補として絞った。前年度まで採取を終え精巣組織のステージ別に資料を分類するとともにcDNAを作成したものからその発現を確認した。さらに過剰Xを持ったクラインフェルター症候群やXX male染色体の臨床サンプルを収集しそのcDNAからステージ別発現を検証した。この中からHSFYはHSFXともに円形精子細胞に特異的発現をしていることを確認した。HSFYはheat shocktranscription factor family, X/Y linkedであり、熱やストレスが加わると活性化される。HSF1 (8q24.3), HSF2 (6q22.31), HFS4 (16q21), HFS5 (17q22), HSFX1/2 (Xq28), HSFY1/2 (Yq11.222)のグループで、HSFY1/2は平生非活性である。さらに発現産物には転写バリアントが二つ存在する。Transcript variant 1はexon1, exon2から構成される。Transcript variant 2はexon1, exon7から構成される. Variant1はHSF-type DNA-binding motifを持っているがvariant2は持っていないところまで構造的に解明できた。X染色体における精子形成に関与する可能性が考えられる。
|