RAFT重合とマレイミド化を組合わせた膜の表面修飾とアフィニティー膜分離への応用
Project/Area Number |
24760622
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Field |
Properties in chemical engineering process/Transfer operation/Unit operation
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
瀬戸 弘一 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 学術研究員 (70621126)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2013-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 可逆的付加開裂連鎖移動重合 / 糖鎖高分子 / 生体分子認識 / 生体材料 |
Research Abstract |
ガラス材料の新規表面修飾法を開発した。ガラス材料表面は、可逆的付加開裂連鎖移動(RAFT)重合で合成したポリスチレン、ポリアクリル酸、ポリイソプロピルアクリルアミド、およびポリアクリルアミドフェニルマンノースを用いて修飾した。チオール末端ポリマーは、チオカーボネート基の還元により作製した。得られたポリマーは、マイケル付加反応を介して表面に固定した。この方法により、RAFT重合で合成した様々なポリマーを固定することができ、材料表面にポリマー由来の特性を付与することができた。ポリアクリルアミドフェニルマンノース固定化表面をタンパク質マイクロアレイとして用いると、マンノース結合性タンパク質であるコンカナバリンAとの強い相互作用が検出された。さらに、ポリアクリルアミドフェニルマンノース固定化表面を光リソグラフィーによるマイクロパターニングに応用した。蛍光ラベル化コンカナバリンAは、ポリアクリルアミドフェニルマンノース固定化表面の遮光部分にのみ吸着し、蛍光パターンが観察された。RAFT重合とマレイミド化を組み合わせた表面修飾法は、タンパク質マイクロアレイおよびマイクロパターニングのようなバイオマテリアルの作製を可能にした。さらに、この表面修飾法は、ビオチンのような小分子およびデンドリマーのような特殊な三次元構造をもつ高分子にも適用することができ、それぞれバイオセンサーおよび細菌の接着場として応用可能であった。
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Report
(1 results)
Research Products
(23 results)