ヘモキニン-1由来ペプチドの疼痛および掻痒治療薬の開発に関する基礎的研究
Project/Area Number |
24790577
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Field |
Pain science
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
中山 留美(直野留美) 宮崎大学, 医学部, 研究員 (00609034)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2013-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2012: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
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Keywords | 疼痛 / 掻痒 / サブスタンスP / ヘモキニン-1 |
Research Abstract |
1. サブスタンスP(SP)およびヘモキニン-1(HK-1)のフラグメントペプチドの疼痛行動に対する評価 HK-1およびSPのペプチドによるフラグメントペプチドを4種合成した。そこで、N末端によるフラグメントペプチド(N-SPおよびN-HK-1)は疼痛行動を誘発しないが、C末端によるフラグメントペプチド(C-SPおよびC-HK-1)は疼痛行動を誘発した。また、SP誘発疼痛行動に対してN-SPおよびN-HK-1を前処理すると、SPによる疼痛行動に対する抑制効果を示した。さらに炎症性疼痛に対してもN-SPおよびN-HK-1はホルマリン投与に伴う疼痛行動に対して抑制効果をもたらした。従って、N-SPおよびN-HK-1は疼痛を抑制する効果を有するペプチドであることが示唆された。 2. サブスタンスP(SP)およびヘモキニン-1(HK-1)のフラグメントペプチドの痒み行動に対する評価 ヒスタミンおよびセロトニン(5-HT)皮下投与による痒み行動に対して、N-SPおよびN-HK-1をそれぞれ前処理すると、N-HK-1投与群において痒み行動の抑制が認められた。このことから、N-HK-1は、痒みの伝達機構への関与が示唆された。 3.本研究は、平成25年度から特別研究員奨励費によって引き続き行うものとする。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)