地域活動支援センターを利用する精神障害者への看護ケアモデルの開発
Project/Area Number |
24792582
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Field |
Community health/Gerontological nurisng
|
Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
久保田 寛子 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (30582960)
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2013-03-31
|
Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2012)
|
Budget Amount *help |
¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2013: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2012: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
|
Keywords | 精神看護学 |
Research Abstract |
本年度は、地域活動支援センターを利用する精神障害者の看護支援ニーズを明らかにすることを目的として、地域活動支援センターを利用する精神障害者7名に対して、①セルフケア、②精神症状と生活習慣病、③支援ニーズ、④現在のサポート体制に関するインタビューを1名につき60分以内で実施した。 <結果> ①セルフケア:研究対象者のセルフケアは、空気・水・食物、排泄、個人衛生に関しては、全体的にセルフケアレベルが高かった。活動と休息は、地活への通所が週1日から週5日と差が見られたが、通所回数が少ない人も、ヘルパーさんが来る日は一緒に家事をし、友人関係があるなど自分なりの過ごし方が確立されていた。孤独と付き合いは、家族や近所の人と関係性を築けていた。安全を守る能力は、全員が薬の自己管理ができており、過去に断薬して悪化した経験を持つ方が多く、現在は必要性を実感し内服が自己管できていた。また、困った時に相談する相手や対処法の選択肢を複数有していた。②精神症状・身体症状:精神症状として、幻聴や妄想がある人は自覚ができていた。身体症状では、手の振戦や糖尿病の罹患があり、身体的治療も並行して受けていた。③現在のサポート体制:全員が、同居や独居に関わらず家族からのサポートがあり、福祉ではヘルパーさんに日常的な相談する人もいた。全員が定期的に通院し、近所の人など医療・福祉関係者以外と継続した関係性がありサポートを受けていた。④支援ニーズと将来の見通し:支援ニーズは、専門家に話を聞いてほしい、仕事がしたい、看護師には基本的な健康状態を見て欲しいなどが聞かれた。将来の見通しは、先のことが分からない不安や将来を自分で決められない、いつになったら治るのか、などが挙げられた。
|
Report
(1 results)
Research Products
(1 results)