Project/Area Number |
24800084
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Neurophysiology and muscle physiology
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Research Institution | National Institute for Basic Biology |
Principal Investigator |
和氣 弘明 基礎生物学研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 助教 (90455220)
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Project Period (FY) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | グリア / 髄鞘 / ミクログリア / 神経回路 |
Research Abstract |
研究目的(1)オリゴデンドロサイトによる神経細胞の協調活動の変化を観察する 運動学習課題かにおける多細胞活動の観察を第一次運動野の2、3層で行ったところ、正常の動物では運動に同期する神経細胞の活動が観察されるのに対し、オリゴデンドロサイトによる髄鞘の恒常性が損なわれたマウスではその同期性成分が著しく失われ、非同期成分が自発活動として数多く観察されるようになった。これに伴い、運動学習効率は正常動物に比して非常に低いことがわかった。またこの同期性の消失は学習1日目から観察され、それが10日目までは続くことがわかった。運動の詳細な検討により、この運動学習障害は位置覚、協調運動の低下によるものであることがわかった。これに伴い詳細な電気生理学的な検討を継続して行っているところである。 (2)ミクログリアによる回路修飾 ミクログリアにGFPが発現しているような動物に赤色カルシウム感受性タンパク質を神経細胞に導入することにに成功し、運動学習課題下で、神経細胞の活動とミクログリアの動きを観察することに成功した。これによりミクログリアのシナプスへの接触は神経細胞活動にどのように相関していくかを今後検討していく予定である。またミクログリアを特異的に光刺激することにより、運動学習行動との比較を行った結果、ミクログリアの光による脱分極は学習効率を低下させることがわかった。これも今後詳細な電気生理学的な検討が必要であることがわかった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)