英語音声におけるリズム区分の時間構造の音響学的な測定とその語学教育への応用
Project/Area Number |
24820025
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Linguistics
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
中村 静 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 助教 (40631916)
|
Project Period (FY) |
2012-08-31 – 2014-03-31
|
Project Status |
Declined (Fiscal Year 2013)
|
Budget Amount *help |
¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
|
Keywords | リズム / 英語音声 / 時間構造 |
Research Abstract |
応募者がこれまで提案してきた英語音声におけるリズム区分の時間構造の音響学的な測定法について,リズム区分の音韻構成や文中での位置や意味的な強調等の多面的な解析をし,その測定精度を高めるための細分化規則を構築することにより,種々の英語音声に対応できるように精密化した. 応募者がこれまで提案してきたリズム区分では,母語話者音声の持続時間の集中が観測されてきた.そのため,このリズム区分を利用した測定法は,リズムの本質を測定するのに有用であると考えられてきた.しかし,英語音声によっては,持続時間の度数分布の集中が充分でない場合があった.本年度には,この場合に注目して,種々の検査文に対応できる測定法に精密化するために,次に例を挙げる要素課題を遂行した. 1. リズム区分の構造が変則的な場合,つまり,強音節区間の前後に弱音節区間がないような,強音節区間が文頭や文末にある検査文の場合に,リズム区分内の強音節区間と弱音節区間の構成を再構築する方法を考案した.2. 弱音節が連続して弱音節区間の持続時間がとくに長い検査文の場合に,聴覚心理的な特性の荷重によって,その持続時間を再構築する方法を考案した.3. 音声サンプルには,第1,第2強勢の情報が記載された検査文が発話されたものを用いるが,母語話者がこれらを間違えて発話していないか再確認し,間違いが認められる場合には,リズム区分の持続時間の度数分布を算出し直して,その集中が高まることを確認した. これらの細分化規則の構築により,リズム区分の持続時間の度数分布の集中が高まり,種々の検査文に対応できる測定法となった.
|
Current Status of Research Progress |
Reason
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
|
Report
(1 results)
Research Products
(2 results)