多次元プロテオミクスを利用した新規染色体タンパク質の探索
Project/Area Number |
24870020
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Cell biology
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
太田 信哉 高知大学, 医歯学系, その他 (00631194)
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Project Period (FY) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 分裂期 / 染色体 / プロテオミクス |
Research Abstract |
本研究の目的は、分裂期染色体の凝縮や分配機構に関わる新規のタンパク質を同定することである。この目的を達成するために、近年普及した定量的なプロテオーム解析をさらに改良し、複数の定量値を統計学的に組み合わせた手法、多次元プロテオミクスにおいて、分裂期染色体タンパク質と予測された機能未知タンパク質の分裂期細胞内での局在の決定を試み、これまでにこの手法で、12種類の新規セントロメアタンパク質を含む、30種類の新規染色体タンパク質を同定した。 1 そこで本年度の研究では、更なる機能的分裂期染色体タンパク質同定のため、上記のプロテオミクス解析から染色体タンパク質と予測されるタンパク質の局在をさらに確認し、興味深いタンパク質を見いだすことを試みた。これまでに、100種類の標的遺伝子のうち25種類のヒトホモログをクローニングした。クローニングした遺伝子はGFP融合タンパク質の形でヒト細胞に導入したが、これまでに有力な新規遺伝子の発見には至っていない。 2 また、同時に我々がこれまでに見いだした興味深い新規セントロメアタンパク質の機能解析を行った。これにより、この新規タンパク質は分裂前中期において染色体パッセンジャー複合体のセントロメアの局在と姉妹染色体の接着維持に必須であることが示唆された。
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Current Status of Research Progress |
Reason
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)