非小細胞肺癌におけるHERシグナルを介した自然免疫逃避機構の解明
Project/Area Number |
24890284
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Thoracic surgery
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Research Institution | Kawasaki Medical School |
Principal Investigator |
沖田 理貴 川崎医科大学, 医学部, 講師 (90467762)
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Project Period (FY) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 腫瘍免疫 / 非小細胞肺癌 / NK細胞 |
Research Abstract |
1-1 EGF family シグナルの活性化がMICA/B発現に及ぼす影響の解析:非小細胞肺癌細胞株をEGFRリガンドEGFあるいはHER3リガンドNRGで処理し、MICA/BやMHC class I発現をフローサイトメトリー法により解析した。これまでに5種の非小細胞肺癌細胞株(A549, PC9, LC2/ad, RERF-LC-AI, RERF-LC-KJ)を用いて解析を行い、EGF、NRGによりMICA/B発現量に変化のある細胞株が存在することを確認した。 1-2 EGF family シグナルの不活性化がMICA/B発現に及ぼす影響の解析:非小細胞肺癌細胞株をEGF シグナルならびにその下流シグナル(PI3K-AKT, MAPK)に対する阻害剤で処理し、MICA/BやMHC class Iの発現を解析した。特にEGFR-TKIとPI3K阻害剤でMICA/B発現が減弱することを確認した。 1-3 EGF family シグナルがNK細胞による細胞障害活性に与える影響の検討:非小細胞肺癌細胞株をEGFR-TKIに暴露させると、MICA/B発現量が低下し、NK細胞との共培養でNK細胞障傷害活性も減弱することを、抗CD107a抗体を用いたフローサイトメトリー法で示した。 臨床検体を用いた解析 2-1 非小細胞肺癌新鮮切除標本より組織片を採取し、単細胞化したうえで、フローサイトメトリー法で細胞表面分子であるEGFR、HER2,、HER3、MICA/B、等が評価可能であることを確認した。これにより細胞株でこれまでに得られた結果を臨床検体由来細胞に置き換えることが可能となった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)