Project/Area Number |
24H00021
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (S)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Broad Section B
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
今村 剛 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40311170)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三好 建正 国立研究開発法人理化学研究所, 計算科学研究センター, チームリーダー (90646209)
高木 征弘 京都産業大学, 理学部, 教授 (00323494)
杉本 憲彦 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 教授 (10402538)
榎本 剛 京都大学, 防災研究所, 教授 (10358765)
堀之内 武 北海道大学, 地球環境科学研究院, 教授 (50314266)
はしもと じょーじ 岡山大学, 環境生命自然科学学域, 教授 (10372658)
佐川 英夫 京都産業大学, 理学部, 教授 (40526034)
樫村 博基 神戸大学, 理学研究科, 講師 (80635186)
石渡 正樹 北海道大学, 理学研究院, 教授 (90271692)
前島 康光 神戸大学, 海事科学研究科, 准教授 (90509564)
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Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥203,320,000 (Direct Cost: ¥156,400,000、Indirect Cost: ¥46,920,000)
Fiscal Year 2024: ¥47,840,000 (Direct Cost: ¥36,800,000、Indirect Cost: ¥11,040,000)
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Keywords | 金星 / 大気大循環 / データ同化 / 金星探査 / 数値シミュレーション |
Outline of Research at the Start |
金星の気候形成に関わる物質輸送と、それを支配する地表から均質圏界面に至る子午面循環の構造は依然として理解されていない。本研究では、新たな観測情報を活用し、放射・物質輸送や対流過程の改良を含む数値モデルの高度化を進め、これらをもとに金星大気のデータ同化に新たな手法を導入して新規研究を大規模展開する。このことにより、波動や対流といった大気擾乱が子午面循環を駆動する力学過程を精査し、地表から均質圏界面までの子午面循環の構造を明らかにする。硫酸雲を支配する化学物質輸送や、水の消失に関わる均質圏界面に至る上方輸送、そしてそれらがもたらすであろう金星気候の長期変動を紐解くことを目指す。
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