| Project/Area Number |
24H00141
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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| Allocation Type | Single-year Grants |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Medium-sized Section 6:Political science and related fields
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| Research Institution | Nagoya University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
地田 徹朗 名古屋外国語大学, 現代国際学部, 准教授 (10612012)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
星野 昌裕 南山大学, 総合政策学部, 教授 (00316150)
山田 哲也 南山大学, 総合政策学部, 教授 (00367640)
岩下 明裕 長崎大学, グローバルリスク研究センター, 教授 (20243876)
都留 康子 上智大学, 総合グローバル学部, 教授 (30292999)
岡松 暁子 法政大学, 人間環境学部, 教授 (40391081)
大八木 英夫 南山大学, 総合政策学部, 教授 (50453866)
篭橋 一輝 南山大学, 国際教養学部, 准教授 (60645927)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2026)
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| Budget Amount *help |
¥37,050,000 (Direct Cost: ¥28,500,000、Indirect Cost: ¥8,550,000)
Fiscal Year 2026: ¥8,320,000 (Direct Cost: ¥6,400,000、Indirect Cost: ¥1,920,000)
Fiscal Year 2025: ¥7,930,000 (Direct Cost: ¥6,100,000、Indirect Cost: ¥1,830,000)
Fiscal Year 2024: ¥8,450,000 (Direct Cost: ¥6,500,000、Indirect Cost: ¥1,950,000)
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| Keywords | 国際河川 / 国際関係論 / 水資源管理 / 紛争 / 流域ガバナンス / 水文学 |
| Outline of Research at the Start |
本研究課題は、国際河川(越境河川)をめぐる国際関係に関する比較研究を、地域住民から国際機関まで様々なスケールの多様なアクターを念頭に置きながら、多分野の研究者が複眼的な視座から行うものである。国際河川はそれぞれの流域の地域的国際秩序にいかなるインパクトを与えているのかという問題意識がリサーチクエスチョンとなる。地域研究、規範・理論研究(国際政治学・国際法学)、環境系研究(環境経済学・水文学)の研究者が一堂に会し、協働・連携をしつつ研究を進めるという点が、世界的に見ても本研究の独創性だと言い得る。最終的に、従来の陸地(領土)中心の国際関係とは異なる、水域に着目した国際関係論の構築を目指す。
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| Outline of Annual Research Achievements |
研究初年度である2024年度には、国際河川をめぐる協調と対立の様相に関する基礎的な調査、ネットワーキング、複数の国際研究集会の開催を中心に研究活動を展開した。 4月に南山大学でキックオフ研究会をハイブリッド形式で行い、本研究課題の構想を練り上げた山田が全体的な研究方針を示した後、メンバー全員がそれぞれの研究構想について披瀝し、ディスカッションを行った。 8月には、分担者である山田、大八木、星野がオーストラリアを訪問し、キャンベラ滞在中の篭橋と合流して、2つの研究会を組織し、オーストラリア国立大学の研究者と意見交換を行った。また、同国のMulloon Instituteが実施している渇水対策プロジェクトに関するフィールド調査を行った。以上の調査を通じて、国際河川においても顕在化する重要な論点:①環境維持用水の確保をめぐる手法、②先住民を含むローカルかつ固有な価値をめぐる利害調整、③地域・流域レベルの水循環を健全化させる上での経済アクターの役割と可能性について、包括的に理解を深めた。 12月には、別府大学にて第2回研究会を対面開催し、齋藤圭・別府大講師による講演を聴取し、陸水の水質に対する地下水の影響について知見を得た。また、同月、分担者の岩下は、センター長を務める長崎大学にてグローバルリスク研究センターのキックオフシンポジウムを主宰し、本研究課題にも繋がる人新世における環境面を含むグローバルリスクとその対処法について議論が行われた。 2月には、地田がカザフスタンに出張し、シルダリヤ川下流域および小アラル海での紛争リスクについてロシアとカザフスタンの研究者との合同フィールド調査を実施した。3月には、鳥取大学乾燥地研究センターにて、アラル海救済をめぐる国際協力の過去・現在・未来をテーマとする国際セミナーを開催し、国際河川流域を単位とする国際協力の難しさについて認識を得た。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
国際河川をめぐる協調と対立の様相に関する文理双方の側からの基礎的な調査は予定どおり進んでいる。現地でのフィールド調査に参加しなかった分担者についても、国内外での資料調査を十全に実施することができた。また、複数の国際研究集会の開催により、国際的なネットワーキングについても十分に行うことができた。
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| Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、オーストラリア、カザフスタンでのフィールド調査が実施されたが、2025年度はメコン川流域に位置するタイ・ラオスでのフィールド調査を予定している。また、アラル海流域のカザフスタンでもフィールド調査を行う予定である。そして、これ以外の国際河川の専門家を招聘しての研究会も実施予定である。これにより、複数の国際河川について、その管理やそこでの紛争要因について、現地の視点から比較検討を行うことが可能となる。 また、一次・二次資料の収集・分析及び国内外での調査を通じて、国際河川に関連する国際的・(流域単位での)地域的な規範、水資源紛争の各流域での実態について整理する。今年度は、これらの規範と流域単位での執行における齟齬やそれに起因するトラブルについて特に検討する。そこでは、国際河川に関連する国際法や統合的水資源管理といった規範概念について留意することとなる。 基本的には、2024年度に引き続き、2025年度は国際河川をめぐる協調と紛争についての基礎研究を継続するが、2026年度以降に実施予定の科研プロジェクトとしての成果出しを意識した研究を展開することとなる。
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