Project/Area Number |
24H00268
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 17:Earth and planetary science and related fields
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
福士 圭介 金沢大学, 環日本海域環境研究センター, 教授 (90444207)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 嘉夫 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10304396)
癸生川 陽子 東京工業大学, 理学院, 准教授 (70725374)
森下 知晃 金沢大学, 地球社会基盤学系, 教授 (80334746)
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Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥47,580,000 (Direct Cost: ¥36,600,000、Indirect Cost: ¥10,980,000)
Fiscal Year 2024: ¥11,310,000 (Direct Cost: ¥8,700,000、Indirect Cost: ¥2,610,000)
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Keywords | C型小惑星 / 水質 / マグネシウム含水ケイ酸塩 / 生命材料物質 |
Outline of Research at the Start |
太陽系形成初期、どれだけの種類の生命材料有機物が地球外で作られ、そして地球にもたらされたのか?この問いは生命の起源を追求するうえで本質的に重要であるが、量的に限られた地球外物質の分析のみからこの問いに答えることは難しい。地球外における有機物の合成・分解・変質には、小惑星母天体で生じた液体の水との化学反応が重要な役割を担ったと考えられている。本研究では、量子ビームによるC型小惑星試料のナノスケール分析と水質復元法の適用により、小惑星母天体に存在した太陽系最初の水の水質を定量的に復元する。さらに得られた水質の熱力学的解析により、小惑星に含まれる生命材料物質の種類と存在度を系統的に予測する。
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