Project/Area Number |
24H00349
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 23:Architecture, building engineering, and related fields
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
小椋 大輔 京都大学, 工学研究科, 教授 (60283868)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊庭 千恵美 京都大学, 工学研究科, 准教授 (10462342)
高取 伸光 京都大学, 工学研究科, 助教 (70880459)
脇谷 草一郎 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 室長 (80416411)
高林 弘実 京都市立芸術大学, 美術学部/美術研究科, 准教授 (70443900)
貴田 啓子 東京藝術大学, 大学院美術研究科, 准教授 (20634918)
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Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥48,750,000 (Direct Cost: ¥37,500,000、Indirect Cost: ¥11,250,000)
Fiscal Year 2024: ¥25,740,000 (Direct Cost: ¥19,800,000、Indirect Cost: ¥5,940,000)
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Keywords | 気候変動 / 文化財 / 環境制御 / 熱水分移動 |
Outline of Research at the Start |
日本国内では、気候変動の影響と考えられる夏季の絶対湿度(露点温度)の上昇が顕在化しつつある。これまで空調設備がない建物にて保存公開されてきている文化財が、夏季の高湿化等によりカビ等の被害が生じる可能性が、今後益々高まる事が懸念される。本研究では、空調設備がなく自然室温下で文化財が保存されている収蔵展示施設や、内部に障壁画等を有する文化財建造物として二条城本丸御殿、法隆寺金堂壁画収蔵庫等を対象に、気候変動を考慮した自然室温下における環境制御手法を確立することを目的とする。
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