Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
本研究では,超収束角(>80 mrad)となる収差補正レンズの開発を行い,高い深さ分解能を有する走査透過型電子顕微鏡法を構築する.高い深さ分解能を有する電子顕微鏡と深さ断層法を融合し,物質中の3次元構造解析を実現することを目的とする.特に点欠陥や界面など,結晶特有の格子欠陥に注目し,直接観察が従来困難であった3次元構造を明らかにする.また、3次元再構成に必要な画像のノイズ処理法や数値解析および統計解析手法についても検討する。