Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
材料の中に非平衡な散逸構造を生み出す設計により、「自律性」と「複雑性」を持ちながら自ら時空間発展し、エネルギー変換や生命の基本機能である運動・物質輸送・情報変換/伝達機能などを発現する人工生命体の実現を、自励振動高分子を基盤として展開する(ソフトマターALife (エーライフ))。精密な時空間機能制御を行うとともに種々の制御系統を導入することにより、よりアクティブでLife-LikeなソフトマターALifeを創製する。理論的な数理モデル構築なども通じソフトマターALifeとしての新しい学理を創出するとともに、ソフトロボティクスや次世代医療技術への展開などを見据えた研究にも挑戦する。