Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
「組合せ遷移」とは,可用性を担保しながら最適化するためのアルゴリズム理論である.15年以上にわたり,アルゴリズムと計算量の理論研究が盛んに行われている.また最近では,様々な手法に基づく組合せ遷移のソルバーが開発され,一般には計算困難である組合せ遷移問題であっても,高速に解ける事例が散見され始めている.本研究では「解空間の形状」という組合せ遷移ならではの新しい概念を導入し,そのような事例群の理論的な解析に取り組む.