Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
既存のCMOS集積回路(VLSI)は放射線に対して極めて脆弱であり、そのトータルドーズ耐性(放射線耐性)は1~20kGyに留まる。研究代表者はプログラマブルなアーキテクチャに光並列構成法を導入することで、放射線により集積回路上のいかなる個所が破壊されたとしても、絶対にプログラミング機能が停止せず、故障個所を回避して使い続けることのできる光プログラマブルデバイスの開発に世界で初めて成功した。本研究では放射線の吸収線量に応じたクロックスキューの理論解析に取り組み、吸収線量に応じてクロックスキューマージンを最適化する手法を確立する。