Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
本研究では、まず、自由遊泳時や光や音などの外部刺激を印加した際の魚群行動の観測データを収集、解析し、自己組織的な魚群行動の数理モデルを構築する。次に、数理モデルにもとづいて、魚群を漁網に適切に誘導、滞留、あるいは逃避させるための、外部刺激による魚群の誘導制御ならびに操業中に変化する漁具構造の設計・制御の手法をそれぞれ確立し、漁業現場におけるフィールド実験によってその有効性、有用性を検証する。