顎変形症患者における超音波エラストグラフィを用いた咬筋機能の評価法の開発

• Project/Area Number: 24H02708
• Research Category: Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
• Allocation Type: Single-year Grants
• Review Section: 3230:Oral science and related fields
• Research Institution: Kanazawa University
• Principal Investigator: 寺上 貴子 金沢大学, 附属病院, 臨床検査技師
• Project Period (FY): 2024-04-01 – 2025-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2024)
• Budget Amount: ¥460,000 (Direct Cost: ¥460,000); Fiscal Year 2024: ¥460,000 (Direct Cost: ¥460,000)

Outline of Research at the Start

顎変形症患者と健常者において、USEを用いたa)安静時、b)咬合時、c)開口時における咬筋のstrain値および面積測定、カラーマップ解析を行い、両者の比較を行う。以上を他のモダリティによる結果と併せて分析し、下顎骨の形態と咬筋の硬さとの関連を評価する。さらに、strain値の適切な基準値の設定を確立することにより、術前・術後の咬筋の評価を行い、手術の治療効果判定における有用性を検討する。
先行研究として、健常者における咬筋のstrain値を計測した結果、安静時と比べて咬合時にstrain値が高く、開口時は大きな変化を認めなかった。