| Project/Area Number |
24K00043
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 02010:Japanese literature-related
Basic Section 02020:Chinese literature-related
Sections That Are Subject to Joint Review: Basic Section02010:Japanese literature-related , Basic Section02020:Chinese literature-related
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| Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
横山 太郎 立教大学, 現代心理学部, 教授 (90345075)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
惠阪 悟 帝塚山大学, 文学部, 講師 (20708979)
中尾 薫 大阪大学, 大学院人文学研究科(人文学専攻、芸術学専攻、日本学専攻), 教授 (30546247)
高橋 悠介 慶應義塾大学, 斯道文庫(三田), 教授 (40551502)
松岡 心平 東京大学, 大学院総合文化研究科, 名誉教授 (70173812)
宮本 圭造 法政大学, 能楽研究所, 教授 (70360253)
山中 玲子 法政大学, 能楽研究所, 教授 (60240058)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥18,330,000 (Direct Cost: ¥14,100,000、Indirect Cost: ¥4,230,000)
Fiscal Year 2028: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2027: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2026: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
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| Keywords | 能楽 / アーカイブ / 近世 |
| Outline of Research at the Start |
観世文庫は、観世大夫家が600年にわたって蓄積した約4500点の能楽関係文献を所蔵する。世阿弥自筆本をはじめとする能楽研究の最重要資料群である。研究代表者及び分担者らはこれまでの調査プロジェクトにおいて、全資料の整理・撮影、デジタル画像アーカイブの公開、解題目録の刊行を成し遂げ、観世文庫に眠っていた豊饒な研究資源に対するアクセスを飛躍的に向上させた。本研究は、観世文庫のアーカイブ機能をさらに強化するとともに、それを活用することで観世大夫家を中心とする18世紀の能界の動向を解明し、能がいかにして今のような能になったのかについての認識を刷新することを目的とする。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、「アーカイブ強化」「伝授資料」「大夫の学問活動」「謡本」「流儀史」の5つの研究班による研究体制を固め、各班において基礎的な調査・研究を進めた。主要な成果は以下のとおりである。 まず、研究の基盤となるアーカイブ機能に関しては、(1)典籍・文書の保管状況を改善し、(2)デジタルアーカイブを運用する東京大学学術資産アーカイブ化推進室及び資料所蔵者の観世文庫と協議し、2024年度からシステム更新された東京大学デジタルアーカイブポータルに「観世アーカイブ」を移行する準備を整えた。以上は今後も安定的に観世アーカイブの研究を進める基盤整備という重要な意義をもつ。さらに(3)「NDL古典籍OCR」と「TOPPANふみのは」という二種の古文書AI翻刻技術を試験的に導入し、デジタル人文学の手法を検討した。これは今後観世アーカイブの活用可能性を高めていくための重要なステップとなった。 伝授資料(起請文・免状)の研究班では、上記(3)のAI翻刻も活用しながら(4)近世中期起請文の読解を進め、さらに京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターと協力して同センターが所蔵する同時代の岩井家伝授関係資料との比較も行った。さらなる他機関の伝授資料との比較も視野に入っている。これは、全国の能楽技芸伝授文書の書式・流通を体系的に把握し、近世に能のわざがどのように拡がったのかを明らかにする基礎となる研究である。また、(5)観世文庫の重要資料の一つ『風移鑑形』の翻刻・解題を進めた。 大夫の学問活動については、(6)近世中期を代表する能の大夫(家元)である観世元章による謡本注釈書『爐雪集』の翻刻公刊に向けた研究をほぼ完了した。これは『観世元章の世界』(檜書店、2014年)が達成した元章研究の成果を引き継いで更新する意義をもつものである。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
順調な研究班も遅れている研究班もあるが、総体的にはやや遅れていると評価する。大きな要因としては、本研究に先行する科研費プロジェクトの代表者であり、今回の研究においても重要な役割を果たす分担者が大病で長期入院したことがあげられる。当該分担者は健康を取り戻し、全体の研究体制も整って、年末頃から順調に進展している。
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| Strategy for Future Research Activity |
アーカイブ強化に関しては、データ更新の体制を整えることが課題であったが、この点は解決した。作業完了に向けて作業計画を調整したい。一方、当初計画時点では視野に入っていなかったAI翻刻等のデジタル人文学の手法に大きな可能性を見いだしたので、2025年度にはその導入に向けた方法論の研究を進める。 伝授資料、大夫の学問活動についてはこのまま順調に進めていけるはずである。 流儀史と謡本については、研究協力者の獲得と定期的な研究会議開催を支援することによって、研究のペースを作っていく方針である。
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