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古代東アジアにおける壁画図像の伝播と変容の考古学・文化財科学による研究

Research Project

Project/Area Number 24K00150
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 03050:Archaeology-related
Research InstitutionNara National Research Institute for Cultural Properties

Principal Investigator

石橋 茂登  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 飛鳥資料館, 室長 (90311216)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 廣瀬 覚  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 飛鳥資料館, 室長 (30443576)
中田 愛乃  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 客員研究員 (40813605)
若杉 智宏  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 主任研究員 (70511020)
濱村 美緒  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 飛鳥資料館, アソシエイトフェロー (70917749)
楊 萌  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 飛鳥資料館, アソシエイトフェロー (20983323)
浜松 佳生  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 飛鳥資料館, アソシエイトフェロー (20917950)
Project Period (FY) 2024-04-01 – 2029-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2024)
Budget Amount *help
¥17,810,000 (Direct Cost: ¥13,700,000、Indirect Cost: ¥4,110,000)
Fiscal Year 2028: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2027: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2026: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2024: ¥6,240,000 (Direct Cost: ¥4,800,000、Indirect Cost: ¥1,440,000)
Keywords古墳壁画 / 飛鳥時代の壁画 / 古代装飾モチーフの変遷と伝播 / 古代の彩色技法 / 赤外線撮影
Outline of Research at the Start

本研究は飛鳥時代の古墳や寺院の壁画を構成する諸要素が大陸から伝播し変容した過程を解明することを目的とする。高松塚古墳・キトラ古墳を研究の核として、古代の壁画および関連する彩色・装飾について、美術史学的視点のみならず、考古学や文化財科学の視点に立脚し、各種モチーフの変遷と伝播の研究、色料・図像の科学的な調査、考古資料の相関関係の研究、総合的把握に基づく大陸と我が国の影響関係の研究を行う。

Outline of Annual Research Achievements

本年度は資料収集と試験的な作業などを中心にすすめた。
赤外線を用いた撮影手法については通常の赤外線より長い波長を用いることで泥などで覆われた図像の墨線を撮影できる可能性について検証し、青龍の撮影可能性の検証に資する結果を得た。すなわち細かい泥の粒子を水簸で選別し、それを漆喰に顔料を塗布して作成した模擬壁画片に塗ったものをテストピースとして用いてテストした結果からは、通常は波長800nm程度の赤外線でおこなっている撮影に対して、波長1550nmを用いれば従来は泥で判別できなかった厚さの泥を透過し、泥の下に隠された図像を撮影することが可能であることがわかった。
また、川原寺裏山遺跡の塑像について遺物整理と調査をすすめた。その結果、従来見落とされていた文様の存在がわかり、今後の成果につながる結果を得た。簡易な3Dスキャン装置を購入し、テスト撮影をおこなった。
資料調査は朝鮮半島と中国の壁画および古墳についての情報収集をおこなった。とくに中国西安の懿徳太子墓、永泰公主墓、昭陵博物館展示の壁画について調査し、関連資料として乾陵の石造物等についても調査した。また洛陽古墓博物館に展示されている青龍・白虎などの壁画についての情報も収集した。朝鮮半島の古墳については百済地域の7世紀代の石室墳を主として調査をおこない、百済王墓の石室と日本の壁画古墳の石室を比較検討する材料の収集をすすめた。また韓国の十二支や古代天文図については関連書籍を入手し情報収集をおこなった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

情報収集と基礎的な作業を中心として研究活動を実施し、一定程度の進捗を得ることができている。しかし当初予定していた、本研究費をもちいた国内外の資料調査については、他の業務との兼ね合いなどの理由により、当初予定より実施が少なくなっており、実物資料による調査はやや遅れている。また、雇用する予定だったアシスタントが適任者がみつからず雇用していないことも影響している。

Strategy for Future Research Activity

基本的には当初計画に則り、調査と研究を進めていく予定である。現状ではやや遅れていると感じているが、今後の研究に大きな影響はないと考えている。
報告書等の出版物による情報収集をベースとして、基礎的な情報を整理する。
年度後半で古代壁画を所蔵する機関や遺跡への海外調査を実施したいと考えている。
塑像の造形・文様に関する調査は資料調査を継続してゆく。
赤外線撮影については昨年度の結果を検証し、それをふまえて今年度さらに有効性の高い手法の検討を行うこととしている。

Report

(1 results)
  • 2024 Research-status Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2024

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 川原寺裏山遺跡出土の塑像・方形三尊磚仏の彩色および材料の研究2024

    • Author(s)
      濵村美緖(奈良文化財研究所)、金原正明(奈良教育大学)、大山明彦(元奈良教育大学)、西光慎治(明日香村教育委員会)
    • Organizer
      日本文化財科学会 第41回大会
    • Related Report
      2024 Research-status Report

URL: 

Published: 2024-04-11   Modified: 2025-12-26  

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