| Project/Area Number |
24K00346
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 08020:Social welfare-related
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| Research Institution | Nihon Fukushi University |
Principal Investigator |
山田 壮志郎 日本福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (90387449)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
垣田 裕介 大阪公立大学, 大学院生活科学研究科, 教授 (20381030)
川村 岳人 立教大学, コミュニティ福祉学部, 准教授 (30460405)
後藤 広史 立教大学, コミュニティ福祉学部, 教授 (60553782)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥18,330,000 (Direct Cost: ¥14,100,000、Indirect Cost: ¥4,230,000)
Fiscal Year 2027: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2026: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
Fiscal Year 2024: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
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| Keywords | 貧困観 / 教育プログラム / 尺度開発 |
| Outline of Research at the Start |
貧困の原因を個人に求める考え(個人的貧困観)から社会に求める考え(社会的貧困観)への<旋回>が経験されてから1世紀以上経った今日においても、社会的貧困観が人々の意識の間に根付いているとは言い難い。本研究では「どうすれば社会的貧困観を形成することができるか?」という問いを立て、社会的貧困観の形成を促すための方策を明らかにすることを目指す。米国ミズーリ州の体験型教育プログラムをモデルとして日本版貧困シミュレーションを開発するとともに、日本語版貧困観尺度を開発し、貧困シミュレーション参加者の貧困観の変化を分析することで、プログラムへの参加が貧困観の変化に及ぼす効果を検証する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
人々が貧困をどのように捉えているかは、貧困政策の社会的正当性や貧困者個人のウェルビーイングに影響を及ぼす。貧困の原因を個人に求める考え(個人的貧困観)から社会に求める考え(社会的貧困観)への<旋回>が経験されてから1世紀以上経った今日においても、社会的貧困観が人々の意識の間に根付いているとは言い難い。そこで本研究では「どうすれば社会的貧困観を形成することができるか?」という問いを立て、社会的貧困観の形成を促すための方策を明らかにするため、貧困問題の理解を促すための教育プログラムと貧困観を測るための尺度をそれぞれ開発し、両者を用いてプログラムへの参加が貧困観の変化に及ぼす効果を検証することを目的とする。 2024年度は、第1に、米国ワシントン州立大学のMetropolitan Center for Applied Research and Extensionを訪問し、同センターが実施している貧困教育プログラムであるPoverty Immersionの内容や課題についてヒアリング調査を行い、本研究プロジェクトによるプログラム開発のための知見を得た。第2に、プログラムの効果測定に用いる貧困観尺度の開発に向けた準備を進めた。具体的には、米国で開発されたAttitude toward Povertyスケールの原著者の了承を得て、貧困問題に精通する研究者の協力のもと同スケールの日本語訳を行った。逆翻訳版の原著者への確認を経て、学内の研究倫理審査を申請するなど調査実施に向けた準備を進めた。 このほか、研究代表者及び研究分担者で構成するコアチームによるミーティングを、対面・オンライン合わせて計12回開催し、研究の進捗状況確認などを行った。また、アドバイザーとして参画を要請している研究協力者も交えたミーティングを1回開催し、研究計画の概要説明と今後の進め方に関する意見交換を行った。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究開始当初は年4回程度を見込んでいたコアチームによるミーティングを10回以上開催するなど想定以上に精力的に研究活動を進めることができた。また、貧困観尺度の開発についても、調査の実施が1か月ほど遅れることになったが、概ね順調に進めることができている。 一方、当初の計画では、貧困教育プログラムを開発している米国ミズーリ州の機関を訪問して日本版の開発に向けた協議を進めることとしていたが、実現することができなかった。ただし、代替となるモデルプログラムとして米国マイアミ大学で開発された貧困教育プログラムについて新たに情報収集を進めることができた。
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| Strategy for Future Research Activity |
2025年度には、貧困観尺度について、因子的妥当性や基準関連妥当性を検証するためのインターネット調査を実施し分析する予定である。また、貧困教育プログラムに関しても、マイアミ大学ほか複数の機関による先行モデルについて情報収集を進める予定である。
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