| Project/Area Number |
24K01778
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 39060:Conservation of biological resources-related
Basic Section 39070:Landscape science-related
Sections That Are Subject to Joint Review: Basic Section39060:Conservation of biological resources-related , Basic Section39070:Landscape science-related
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| Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
太田 民久 富山大学, 学術研究部理学系, 講師 (60747591)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 拓哉 京都大学, 生態学研究センター, 准教授 (30456743)
永山 滋也 岐阜大学, 高等研究院, 特任助教 (70540558)
飯塚 毅 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (70614569)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥18,590,000 (Direct Cost: ¥14,300,000、Indirect Cost: ¥4,290,000)
Fiscal Year 2027: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2026: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2024: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
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| Keywords | 同位体地図 / 耳石 / ストロンチウム同位体比 / 耳石ストロンチウム同位体比 |
| Outline of Research at the Start |
生物がどこで生まれ移動し利用するか?それらは生物の基礎的な生態を解明するとともに、人間活動が生態系に与える影響を把握し緩和する上でも必須の基礎情報である。河川水のストロンチウム同位体比(87Sr/86Sr)は水域間で値が変化することが多く、水域の値が生物体組織に直接反映される。そのため、年輪状に成長する耳石87Sr/86Srから、対象魚の生活史を推定することができるが、このような研究を実施するハードルは決して低いとはいえない。本研究において申請者は、様々な研究者や行政機関が魚類の生活史を耳石87Sr/86Srデータから推定するためのプラットフォームを形成する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の重要な調査地である岐阜県の長良川において、採水地点を追加しつつ詳細なストロンチウム同位体比の同位体地図(Isoscape)を再描画し、国際誌に掲載した。また、同時に岐阜県を流れる木曽川および揖斐川においても多地点で採水を行い、ストロンチウム同位体比分析を実施した。そして、そのデータを解析することで両河川においても詳細なストロンチウム同位体比のIsoscapeを描画した。加えて我々は、長良川・木曽川・揖斐川を生息地としているアユ(下流部の大規模産卵場で産卵を行っていた個体)の耳石を採集し、切断研磨処理を施した。そして、レーザーアブレーションMC-ICP-MSにより、耳石の中心核から縁にかけて連続的にストロンチウム同位体比を分析した。そのデータと先ほどのIsoscapeを比較解析することで、産卵に参加していたアユの河川生活期のハビタットを推定した。その結果、上流部から下流部にかけてダムなどの人工構造物が少ない長良川では、様々な支川で成長した個体が産卵に参加していた。一方、流域にアユの移動を阻害するダムが多く建設されている揖斐川や木曽川では、産卵に参加していた個体は下流部で成長した個体のみであった。 また、中部、近畿地方および北海道の朱太川において河川水のIsoscapeを描画するために、河川水の採集およびストロンチウム同位体比分析も実施した。北海道の朱太川においては同河川に遡上したサクラマスの耳石ストロンチウム同位体比を分析し、サクラマスの河川生活期におけるハビタットの多様性を推定した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
前記した通り、中部地方の主要な河川である木曽三川(揖斐川・長良川・木曽川)において、多地点で分析した河川水のストロンチウム同位体比の結果を解析して、詳細な同位体地図(Isoscape)を描画することができた。さらに、同Isoscapeとそれぞれの河川で採集した水産有用魚(アユ)の河川生活期におけるハビタットの多様性を推定することができた。また、北海道の朱太川や三重県、富山県、滋賀の主要河川においても採水を行い、大規模なIsoscapeを描画する準備は整っている。
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| Strategy for Future Research Activity |
今年度採集し、ストロンチウム同位体分析を実施した、北海道の朱太川や三重県の主要河川(員弁川、鈴鹿川、雲出川、櫛田川、宮川)、富山県の主要河川(神通川、庄川)、琵琶湖に流入する河川水の分析結果をAic-GIS等を用いて解析し、同河川における大規模かつ詳細な同位体地図(Isoscape)を描画する。また、それぞれの河川において採集したアユ、サツキマスおよびサクラマスなどの水産有用魚のハビタットの多様性やその年次変化を推定する。 さらに、石川県、和歌山県および静岡県においても今後河川水の採水を実施し、Isoscapeを描画していく。
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