| Project/Area Number |
24K03497
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 01060:History of arts-related
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| Research Institution | Tokyo National Museum |
Principal Investigator |
金井 裕子 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館, 学芸企画部, 室長 (10443623)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2028: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2027: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2026: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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| Keywords | 木挽町狩野 / 狩野常信 / 模写 / 日本絵画 / 江戸絵画 / 漢画 / やまと絵 / 鑑定 / 狩野派 / アーカイブ |
| Outline of Research at the Start |
江戸幕府の奥絵師筆頭として画壇の中心にあった木挽町狩野家は、多くの鑑定と模写を通じ膨大な古画アーカイブを作成し、創作に応用した。本研究は申請者が従来進めてきたこれらの整理・データ化・解析に加え、大名家が所有する「表道具」に注目し、東アジア史や経済学の視点を加味して、江戸期の鑑定と創作の関係、ひいては古画古物の鑑定システムと創作の変化について検討するものである。
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| Outline of Annual Research Achievements |
江戸幕府の奥絵師筆頭として画壇の中心にあった木挽町狩野家は、膨大な古画アーカイブを所有していた。特に、鑑定の際の見極めを模写の横に記した留書は、極札や折紙、鑑定書には記されない絵師の所見が多く含まれており貴重であるが、東京国立博物館(以下、東博)が所蔵する木挽町狩野家の家蔵資料の多くは未撮影・未公開であるために研究が進んでいない状況である。 本研究は、申請者が従来進めてきたこれら資料の撮影、整理、データ化、解析に加え、大名家が所有する「表道具」に注目し、東アジア史や経済学の視点を加味して、江戸期の鑑定と創作の関係、ひいては古画古物の鑑定システムと創作の変化について検討するものである。 令和6年度は、東博が所蔵する狩野常信(1636-1713)が古画鑑定の際に模写したと考えられる作品、30巻(224図)についての調査と撮影を行い、関連する作品である東京藝術大学美術館が所蔵する100巻を超える「常信縮図」についての調査を行い、その関係性を検討しているところである。東博所蔵の常信模写については、東博の列品データベース「Colbase」で順次公開し、一定の成果をあげることができた。 またこれらに連動して、安土桃山~江戸時代にかけての狩野派作品の調査も多く実施した。特に狩野山楽ほかの襖絵を240面所蔵する京都・大覚寺においては、のべ14日以上かけた悉皆調査を行った。これらの成果は、2025年1月に東博で開催した特別展「旧嵯峨御所 大覚寺-百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」や関連する出版物でも公開している。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定していた調査や撮影は概ね順調に進んでいる。関西方面の文化財調査も何度か実施することができた。ただし予定していた海外調査は、先方の都合や急激な円高の影響もあり実現することが難しかったため、令和7年度以降に延期としたため、総合評価はBとしたい。
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| Strategy for Future Research Activity |
本年度も、狩野常信が模写した膨大な古画模本の撮影をすすめ、データベース作成の情報を収集する。また本研究の目的である、古画鑑定の仕組みを明らかにするために、以下に着手する予定である。
①江戸期を通じて行われた徳川将軍家と大名各家のあいだで頻繁に行われた贈答記録と、各家から奥絵師各家に依頼された鑑定の記録を追うことで、絵画の価値の変遷を明らかにし、それが新たな絵画制作にどのような影響を与えたかを検証する。
②東博収蔵品における絵画以外の書・茶道具・刀剣・楽器の分野において行われた鑑定について調査を行う。
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