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劇場・音楽堂等における女性管理職の実態に関する研究

Research Project

Project/Area Number 24K03589
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 01070:Theory of art practice-related
Research InstitutionMusashino Academia Musicae

Principal Investigator

赤木 舞  武蔵野音楽大学, 音楽学部, 准教授 (40551213)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 梶田 美香  名古屋芸術大学, 芸術学部, 教授 (70620467)
志村 聖子  相愛大学, 音楽学部, 准教授 (30736765)
高島 知佐子  静岡文化芸術大学, 文化政策学部, 教授 (70590404)
閔 鎭京  北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (80431386)
横堀 応彦  跡見学園女子大学, マネジメント学部, 准教授 (40732483)
Project Period (FY) 2024-04-01 – 2027-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2024)
Budget Amount *help
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Keywords劇場・音楽堂等 / ジェンダーギャップ / 女性管理職 / 労働環境 / ジェンダー
Outline of Research at the Start

本研究は、日本の劇場・音楽堂等(以下、劇場)で起こっている管理職のジェンダー不均衡に着目し、その要因を劇場特有の労働環境やキャリアパス等に求め、人文科学、労働社会学、経営学の知見を取り込みながら多角的に打開策を分析・検討するものである。
本研究の核心に位置する問いである「劇場の組織運営の意思決定に女性がどれだけかかわっているか」について解明することは、劇場のジェンダーバランス(労働環境)に関する諸問題の抽出と問題解決へのアプローチを考える上で大きな意義を有しており、多様性の象徴である芸術文化事業を支える専門人材のキャリアプラン策定にも寄与できると考えられる。

Outline of Annual Research Achievements

本研究は、劇場におけるジェンダー不均衡に着目し、その要因を劇場特有の労働環境やキャリアパス等に求め、量的・質的調査を通じて劇場の実態を分析することを目的とし、劇場のジェンダーバランスや労働環境に関する諸問題を抽出し、これまで着目されてこなかった劇場の意思決定プロセスと、それを担う管理職に焦点を当てて検討を行うものである。
初年度である2024年度は、現状把握と課題の抽出を目的として、劇場の運営組織127団体を対象としたアンケート調査を実施した(アンケート回収率は42.3%)。
今回のアンケート調査から明らかになったこととして、①劇場の職員数は圧倒的に女性が多いが女性管理職が少ない、②女性管理職登用への課題認識が低い、③女性管理職登用への構造的問題(ポストが無いなど)、④女性活躍推進法等に関連する国による制度の影響が劇場においてほとんど表れていない、の4点が挙げられる。
これらの結果をふまえ、女性管理職登用に関する劇場の課題として、(1)従業員数の男女比の特異性を反映した人事管理がなされていないこと、(2)劇場の雇用実態や人事管理に対する設置者の認識が欠如していること、(3)属人的で恣意的な人事や組織運営の可能性、の3点を抽出することができた。
研究成果は、日本音楽芸術マネジメント学会において口頭発表を行い、フィードバックを得ることができた。また、同学会に研究ノートの投稿も行い、現在査読審査中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初の計画通り、アンケート調査を実施、調査結果を学会にて発表、さらに研究ノートとして投稿(現在査読審査中)、という流れで研究を進めることができた。
また、研究メンバーによる研究会も、適宜オンライン開催を交えながら定期的に実施することができた。
アンケート調査の目的であった劇場の現状と課題を把握できたことで、次年度に予定しているインタビュー調査等を円滑に進めることができると考えられる。
以上のことから、本研究はおおむね順調に進展していると言える。

Strategy for Future Research Activity

次年度は、2024年度のアンケート調査で抽出した課題に対応するため、以下の研究に取り組んでいく。
まず、女性従業員数の比率が極めて高い劇場における雇用と労働の特徴を把握するため、雇用形態や賃金といった労働条件に関する調査を進めていく。加えて、①実際の組織の意思決定に女性がどのように関わっているのか、②指定管理者制度がもたらす阻害要因が女性の管理職登用にどの程度影響を与えているのか、③雇用に関わる法律など指定管理者以外の制度が劇場に与える影響について、の3つの項目を軸として、劇場関係者および関連団体等に対するインタビュー調査を行う。
研究成果については、本研究メンバーとインタビュー対象者から数名を登壇者とした学会の企画セッションを実施し、研究内容を発表するとともに意見交換を通じて議論を深めていく予定である。

Report

(1 results)
  • 2024 Research-status Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2025

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] アンケート調査からみた劇場・音楽堂等における女性管理職の実態2025

    • Author(s)
      赤木 舞、梶田 美香、志村 聖子、高島知佐子、中根多惠、閔 鎭京、横堀応彦
    • Organizer
      日本音楽芸術マネジメント学会
    • Related Report
      2024 Research-status Report

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Published: 2024-04-05   Modified: 2025-12-26  

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