| Project/Area Number |
24K03821
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 02050:Literature in general-related
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| Research Institution | Osaka Metropolitan University |
Principal Investigator |
宋 恵媛 大阪公立大学, 大学院文学研究科, 教授 (60791267)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2027: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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| Keywords | コリアンディアスポラ / 高麗劇場 / 在日朝鮮人女性 / ライティング / アーカイブ / ジェンダー・セクシュアリティ研究 / 在日朝鮮人 / 中央アジア / 演劇 |
| Outline of Research at the Start |
本研究は、日本や中央アジアのコリアン・ディアスポラのライティングや演劇活動から、女性による表現行為と、ジェンダー表象を比較考察することを目的とする。具体的には、女性たちのライティングの比較、両地域の演劇・舞台における女性表象の比較である。合わせて資料集刊行も目指す。
これまで複数言語で取り組んできた日本、米国、サハリンの文化研究の経験を活かし、今回はその範囲を中央アジアに広げる。手紙、日記等のエゴドキュメントを含むライティングや文学作品等の文字資料に基づく文化研究であり、女性が多く関わった舞台芸術に初めて本格的に光を当てるものである。
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| Outline of Annual Research Achievements |
2024年度は、理論的枠組みを確立することを主たる目的とし、国内外のディアスポラ研究に関する先行文献や最新の研究動向を幅広く精査した。調査活動については二つの柱を設定し、計画的に実施した。 第一の柱として、カザフスタンのアルマティにおいて、カザフ高麗劇場関係者へのインタビューおよび公文書館での資料調査を行った。高麗劇場では、劇場関係者から劇団の歴史的背景や現在の活動状況、文化継承の取り組みなど、多角的な観点から詳細な聞き取りを実施した。また、公文書館では、劇場の設立経緯や変遷に関する一次資料を収集し、今後の分析の基礎資料とした。
第二の柱として、韓国・光州を訪問し、高麗人文化館において現地調査および資料収集を実施した。同館には、二十世紀初頭から現代に至るまでの高麗人たちの文化に関する貴重な資料が多数所蔵されており、展示物の調査を通じて高麗人コミュニティの歴史的変遷や文化的特徴について多角的な知見を得ることができた。加えて、館長へのインタビューを実施し、博物館運営の理念や資料収集の経緯、今後の課題などについて具体的な意見を伺った。さらに、高麗人美術家にもインタビューを行い、かつて高麗劇場で舞台美術を担当していた時期の経験や、芸術活動を通じたアイデンティティ継承についても詳細な証言を得ることができた。
在日女性研究についても、当初の計画に沿って着実に研究を進めることができた。関連する論文の執筆および学会等での口頭発表を通じて、研究成果の発信とフィードバックを得ることができた点は大きな意義であった。加えて、在日朝鮮女性のライティング集の準備として、定期的に編集会議を開催し、さらなる資料収集とその分析、入力作業、翻訳作業、関係者へのインタビューなど、関連する諸作業も計画的かつ着実に進めた。これら一連の活動を通じて、研究全体は順調に進捗し、今後の発展に向けた基盤を構築することができた。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2024年度は、当初の計画に基づき、カザフスタンおよび韓国・光州での現地調査を着実に実施し、現地における豊富な情報収集を行うことができた。これにより、当初想定していた調査目標を十分に達成し、研究の進捗に大きく寄与したと評価できる。また、論文執筆も順調に進行しており、関連する学術論文の発表や学会等での口頭発表を通じて、研究成果の対外的な発信という面でも着実な進展がみられた。以上のように、現地調査および研究成果の発表の両面において、概ね計画通りに研究を進行することができた
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| Strategy for Future Research Activity |
本研究では、これまでカザフスタンにおける高麗人と在日朝鮮人女性の双方を対象として、並行して調査を進めてきた。しかし、2025年度においては、在日朝鮮人女性に関する研究の比重をより高めて取り組む方針である。その主な理由として、現在進行中の資料集刊行に向けて、より多くの時間と労力を割く必要が生じていることが挙げられる。資料集の制作は、在日朝鮮人女性の生活史や証言、関連する文献・資料の体系的な整理と編集を求めるものであり、これまで以上に集中的な作業が求められる状況である。
また、関連する書籍の執筆作業も現在進行中であり、これらの執筆活動に十分な時間を確保する必要がある。そのため、今年度は研究資源や人的リソースを在日朝鮮人女性研究に重点的に配分し、資料集の刊行および関連書の完成に向けて、計画的かつ集中的に研究を進めていく予定である。
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