| Project/Area Number |
24K04246
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 03020:Japanese history-related
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| Research Institution | Osaka Kyoiku University |
Principal Investigator |
櫻澤 誠 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (90531666)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
深澤 秋人 沖縄国際大学, 総合文化学部, 教授 (50612785)
青柳 周一 滋賀大学, 経済学系, 教授 (40335162)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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| Keywords | 日本史 / 近現代史 / 尚家文書 / 沖縄 / 華族 |
| Outline of Research at the Start |
本研究の研究期間は3年である。まず2024年度(1年目)前半は、沖縄、東京、滋賀、福岡などでの広範な史料収集に注力する。そのうえで、以降も史料収集は継続しつつ、2024年度後半から2025年度(2年目)前半には「区分1) 尚家における家政機関・閨閥の形成と変遷および文書管理について」の検討を行う。続いて、2025年度後半から2026年度(3年目)には「区分2) 尚家の社会的影響力について」の検討を行う。そのうえで、研究期間終了後には、研究代表者・分担者・協力者が共同執筆する形で本研究全体を一書としてまとめる。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、近代「尚家文書」等を用いて尚家家政機関を実証的に分析するとともに、尚侯爵家を中心とした旧支配層の沖縄内外に対する社会的影響力を明らかにすることである。初年度となる今年度は、広範な史資料収集に注力するとともに、「尚家における家政機関・閨閥の形成と変遷および文書管理について」の検討を行った。 広範な史資料収集については、那覇市歴史博物館、沖縄県立博物館・美術館、沖縄県立図書館、沖縄県公文書館、宮内公文書館、東京都公文書館、千代田区立図書館などでの調査を行った。特に、那覇市歴史博物館における近代「尚家文書」や伊江家文書のデジタルデータ化の作業が進展し、2025年3月には、同館の「デジタルミュージアム」において、これまで研究代表者(櫻澤)が協力して集積してきたデジタルデータの閲覧が可能となった。また、所属大学が未所蔵の沖縄近現代史関連文献を購入収集した。 加えて、デジタルデータ化した史料を含め、近代「尚家文書」を用いた共同研究を行う場として、2022年5月に立ち上げた「近代尚家文書研究会」(事務局:那覇市歴史博物館)を、2024年度内には5回実施した。 雑誌論文としては、小笠原伯爵家との婚姻前後の尚侯爵家における婚礼や正月における儀礼様式の変化などをふまえつつ、葬送儀礼が変遷していく過程を検討した、「「尚家文書」を用いた尚典・尚昌の葬儀についての検討―小笠原伯爵家との婚姻関係に着目して―」(『大阪教育大学紀要 人文社会科学・自然科学』73、2025年2月)を発表した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度は、広範な史資料収集に注力するとともに、「尚家における家政機関・閨閥の形成と変遷および文書管理について」の検討などを進めることができた。そうしたなかで、史資料収集については、特に、那覇市歴史博物館所蔵・国宝未指定分「尚家文書」のデジタルデータ化の作業が進展し、同館「デジタルミュージアム」でのweb公開も実現した。 成果としても、初年度ながら、1件の論文発表を行うことができた。一層充実した成果を達成していく必要はあろうが、一定の水準は満たすことができたと考えている。
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| Strategy for Future Research Activity |
史資料収集については、前年度未調査の一次史料を収集するとともに、新聞雑誌などの二次史料も積極的に収集する。 初年度からの調査をふまえ、2025年度には「尚家における家政機関・閨閥の形成と変遷および文書管理について」についての検討をさらに進めた上で、年度後半からは「尚家の社会的影響力について」の検討も行っていく予定である。 また、研究の進展に応じて、各種機関での調査対象を広げたり、個人所蔵史料の調査を追加実施することなどによって、収集史料を充実させ、改善を図っていく。 さらには、研究を停滞させずに円滑に進めるための新たなアイディアを得られるよう、学会・研究会には積極的に参加し、沖縄を専門とする研究者だけでなく、関連諸分野の研究者と意見・情報交換を積極的に行っていく。特に、2025年度も引き続き、定期的に「近代尚家文書研究会」を開催する予定である。
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