| Project/Area Number |
24K05026
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 07080:Business administration-related
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| Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
深山 誠也 北海道大学, 経済学研究院, 准教授 (50756682)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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| Keywords | 高齢者介護組織 / 組織能力 / 資源 / 活動 / 価値基準 |
| Outline of Research at the Start |
本研究の目的は,「高齢者介護組織における組織能力の構築と変化」を動態的に解明することである。具体的には,1)高齢者介護組織において「いかなる」活動が生成・展開されたのか,2)これらの活動間の関係は「なぜ」そして「どのように」構築されたのか,3)構築された活動間の関係は,「なぜ」そして「どのように」変化したのか,の3点を解明することである。本研究では,2つの高齢者介護組織をとりあげ,「資源,活動,価値基準の組織能力パッケージ」にもとづき,多期間モデルによる年代記分析を行う。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,「高齢者介護組織における組織能力の構築と変化」を動態的に解明することである。具体的には, 1)高齢者介護組織において「いかなる」活動が生成・展開されたのか,2)これらの活動間の関係は「なぜ」そして「どのように」構築されたか,3)構築された活動 間の関係は,「なぜ」そして「どのように」変化したのか,の3点のリサーチクエスチョンを解明することである。 高齢者介護組織である社会福祉法人・北海長正会と社会福祉法人・さつき会それぞれのマネジメントを,「資源,活動,価値基準」の組織能力パッケージにもとづく4期間の分析によって解明する。そのため,「資源」「活動」「価値基準」のそれぞれが,「なぜ」そして「どのよう に」変化したのかの事例研究を試みる。 第1年目の2024年度には,次の3点の実施を試みた。①先行研究のサーベイの結果により理論的枠組である「資源,活動,価値基準の組織能力パッケージ」を改良する。②改良された理論的枠組にもとづいて,すでに作成されている詳細な事例である「北海長正会」の通期の分析を行う。③北海長正会の分析結果から「高齢者介護組織における活動の生成・展開」と「組織能力の構築」の発見事実を導出する。 理論的枠組である「資源,活動,価値基準の組織能力パッケージ」を改良した結果をまとめた論文「高齢者介護組織の組織能力パッケージ」を,北海道大学大学院経済学研究院の発行する紀要の經濟學研究に発表した。本稿は,80ページに迫る大作である。本稿の中では,提示された理論的枠組に基づき,北海長正会の事例研究を通じて析出された発見事実がまとめられている。発見事実は20個弱析出され,本理論的枠組の有効性も明らかになった。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
北海道大学大学院経済学研究院の発行する紀要の經濟學研究において,「高齢者介護組織の組織能力パッケージ」というタイトルの論文を発表した。本論文では,高齢者介護組織の経営を分析するために,資源,活動,価値基準,パッケージからなる理論的枠組を提示している。この理論的枠組の発表により,従来の方法では適切に分析することが難しかった高齢者介護組織の経営に関わる現象を包括的かつ動態的に分析することが可能になった。 さらに,本理論的枠組を用いて,2つの高齢者介護組織である北海長正会とさつき会の分析が試みられた。
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| Strategy for Future Research Activity |
第2年目(2025年度):①改良された理論的枠組にもとづいて,すでに作成されている詳細な事例である「さつき会」の通期の分析を行う。②さつき会の分析結果から「高齢者介護組織における活動の生成・展開」と「組織能力の構築」の発見事実を導出する。③2つの高齢者介護組織の比較分析のために,事例作成の際のわれわれの考察を整理するとともに,組織能力に関するサーベイを行う(文献・資料の購入が必要となる) 第3年目(2026年度):①2つの高齢者介護組織の比較検討し,「組織能力の変化のプロセス」の発見事実を整理する。②2つの高齢者介護組織の比較分析のために,事例作成の際の考察を整理するとともに,組織能力の動態に関するサーベイを行う(文献・資料の購入が必要となる)。③2023年度から2025年度の研究成果を統合する。④統合された研究成果を検討するため,研究ワークショップを開催する。⑤最終的な成果報告を作成するとともに,学会報告を行う。現時点では,日本経営学会,組織学会,およびAcademy of Management における報告を予定している。⑥研究成果を書籍として刊行する
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