| Project/Area Number |
24K05094
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 07080:Business administration-related
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| Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
水野 学 日本大学, 商学部, 教授 (80411685)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
廣田 章光 近畿大学, 経営学部, 教授 (60319796)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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| Keywords | スタートアップ支援 / 起業家ネットワーク / インフォーマルコミュニティ / イノベーション / スタートアップ・エコシステム / コミュニティ / インフォーマル・コミュニティ / 相互支援 |
| Outline of Research at the Start |
本研究は、「起業家同士のインフォーマル・サポート」の役割と効果を、スタートアップ・エコシステムの視点から明らかにするために、起業家同士の「互助」や「共助」など相互支援の実態やそれが生み出す効果に関して調査・研究する。 具体的には、フェーズ1で実際の起業家コミュニティの中に入り、インタビュー調査、観察調査などを通じて、起業家同士の情報交換や相互支援活動の実態を記述していく。フェーズ2ではそれらの具体的事例が、どの程度一般化できるのかを明らかにするためにサーベイ調査を行う。フェーズ3では、対象を海外にまで広げて情報を増やすとともに、公的な支援と起業家同士の共助の効率的な組み合わせを考察していく。
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| Outline of Annual Research Achievements |
2024年度は、以下の2点を主軸として研究を実施した。 第1に、国内外におけるスタートアップ支援施設の実態に関する事例調査を行った。国内では、東京都内に設置されたスタートアップ支援拠点「Tokyo Innovation Base(TIB)」およびその中に設置されたデジタルファブリケーション拠点「TIB FAB」に対し、フィールド調査を複数回実施した。TIB FABには、ものづくりを通じた起業を志す学生や個人が集い、3Dプリンタやレーザーカッターなどのツールを活用してプロトタイピングを行っている。本研究では、まず運営側との信頼関係を構築したうえで、実際に活動している起業家同士の交流や、外部の専門家・支援者によるアドバイスや伴走支援などについて、主に観察による質的データの蓄積を行ってきた。とくに注目すべきは、施設の提供支援のみならず、起業家や個人同士が学び合うような相互支援の動きが活発に見られた点である。海外も同様で、アメリカ・ニューヨークのSoho地区の複数のコワーキングスペース調査でも、施設運営者からのサービス提供だけでなく、利用者同士が日常的に情報や経験を共有し、自然発生的なコラボレーションやアドバイスが行われている様子が確認された。このような非制度的な支援関係が、国や地域を越えて共通して現れている点は、本研究における重要な発見のひとつである。 第2に、先行研究レビューを中心とした学術情報調査である。アントレプレナーシップ研究、イノベーション研究、ユーザーイノベーション研究といった関連分野の先行文献を収集・レビューし、理論的枠組みの整理を行った。加えて、関連学会における研究報告の聴講や研究者との意見交換を通じて、同分野に関心をもつ研究者との人的ネットワークの構築が進展した。これは今後の共同研究やデータ共有の可能性と、2025年度以降の研究発展の基盤となっている
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究は当初の計画どおり、順調に進展している。 2024年度は研究課題における基礎的なデータ収集のための関係構築とデータ整理を主目的としているが、研究実績でも述べたように事例研究のためのリサーチサイト(TIB FAB)との関係構築は非常にうまくいっており、今後の研究への協力も取り付けることができている。また関連分野の研究者とのネットワークもアントレプレナー論、イノベーション論、ユーザーイノベーション論それぞれにおいて構築が進んでおり、研究知見の提供や協力の目処もついている。
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| Strategy for Future Research Activity |
2025年度は2024年度で得たデータや知見をさらに深めるために、以下の研究活動をおこなう予定である。 1つめは国内事例TIB FABに対する調査の進展である。2024年度はおもに施設側からの観察調査をおこなってきたが、2025年度は利用者と利用者間ネットワークの実態調査を深化させる予定である。方法は引き続き観察調査を中心に、適宜インタビュー調査を加えながら進める。 2つめは海外事例として、NOVAビジネススクール(ポルトガル)へのフィールドワークである。同大学はスタートアップやイノベーション創造のための支援プログラムやイベントを多数開催しているため、そこでの参加者間ネットワークに関して現地フィール度ワークを行う予定である。同大学にはすでに2名、既知の研究者が所属しているため、彼らの協力を受けながらリサーチを実施することを予定している。 懸念事項としては、昨今の為替レートや物価高により、とくに海外調査における期間短縮や国内調査の予算配分などに問題が生じる可能性がある点である。
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