| Project/Area Number |
24K05419
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 08020:Social welfare-related
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| Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
吉田 輝美 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 教授 (90517153)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
アドゥアヨム・アヘゴ 希佳子 (田所希佳子) 宝塚大学, 東京メディア芸術学部, 准教授 (70646827)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2027: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2026: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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| Keywords | ヒューマンエラー軽減 / 介護事故報告書 / 外国人介護職員 / 漫画教材 / ケース教材 / ヒヤリハット / 介護記録 |
| Outline of Research at the Start |
外国人介護職員の業務習得に関する調査研究では、介護記録の読み書きができる日本語能力のみを注視してきたため、外国人が記録をどのように理解し業務遂行しているかという読解の評価視点が抜け落ちていた。ヒューマンエラーを減少させる介護記録の書き方の質を改善するために、誤読解を未然に防ぎ、介護実践の証拠となる記録の書き方をテーマにした漫画教材を開発するとともに、その教材を用いて書き方を教える方法を検討する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、近年の介護事故およびそれに伴う裁判の増加を背景に、介護実践の証拠としての介護記録に着目し、「何を」「どのように」記録すべきかという課題を明らかにすることを目的とする。介護記録の書き方は、事故や訴訟の際の重要な証拠資料となるため、日本人介護職員にとっても極めて重要な問題である。2024年度には、法に基づいた介護記録の中でも、特に個別介護実践の記録に焦点を当て、日本人介護職員へのインタビューを実施し、記録に対する難しさや障壁について分析した。加えて、事業所内で作成された介護事故報告書を収集し、特定技能をもつ外国人介護職員がその記述内容、特に「事故発生状況」の部分を理解できているかを調査した。その結果、現在の事故報告書は書き手本人には理解できても、第三者にとってはわかりづらい記述になっていることが明らかになった。実際には、日本人介護職員であっても、「事故がどのように発生したのか」を報告書から正確にイメージできないケースも多く、事故報告が共有知として機能していない現状が浮かび上がった。さらに、特定技能の外国籍介護職員に対して事故報告書の理解度を調査したところ、「発生状況」の記述について、十分に理解できていないことも明らかとなった。これらの結果から、「わかりやすい日本語」で記録を行わなければ、同様の事故が繰り返される可能性があると考えられる。そこで本研究では、日本語能力に課題のある外国籍介護職員を含むすべての介護職員にとって読みやすく、複雑な状況も正確に把握できるような記録の書き方のルール化と、それに基づく教材開発に取り組んだ。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
事業内の事故報告書を分析するために、研究協力事業所を得られたため、データ分析を進めることができた。同一事業所において、日本人介護職員、特定技能の外国籍介護職員の双方からインタビューの協力を得られたことから、有意義なデータの確保ができた。
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| Strategy for Future Research Activity |
これまでに得られた事業所の事故報告書のデータから、誤読解を回避する文章をどのように書けば良いのかのモデル文章を制作し教材化していく。この教材については、特定技能の外国籍介護職員を指導する日本人用と、外国籍介護職員のトレーニング用ケース教材を開発していく。その際、プレ実施を行い教材に関するフィードバックを得ながら修正を加え完成させていく。
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