Project/Area Number |
24K06571
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 10030:Clinical psychology-related
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
日高 友郎 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (70644110)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐倉 祐子 東京医療学院大学, 保健医療学部, 准教授 (90791830)
本間 稔宏 福島県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (10912298)
春日 秀朗 福島県立医科大学, 医学部, 助教 (70760239)
各務 竹康 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (20452550)
佐藤 達哉 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (90215806)
川本 静香 京都精華大学, 共通教育機構, 准教授 (90769853)
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Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2026: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
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Keywords | 帰還展望 / 東日本大震災 / 福島第一原子力発電所事故 / 文化心理学 / 混合研究法 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、福島原発事故からの復興によって逆説的に取り残され、帰還の展望を喪失する「復興疎外」(復興が進んだために、かえって帰還が困難となる事態)の当事者を対象に、その危機的過程と支援課題を明らかにし、心理支援モデルを構築することにある。 放射線除染作業で産生された放射性廃棄物の再生利用・中間貯蔵の対象地住民は、復興が進むほど故郷帰還が困難となる。この事態を「復興疎外」として概念化し、①疎外当事者へのインタビューによる苦痛の発生経緯・実態解明、②要支援項目の同定、③社会施策・保健行政レベルも含めた総合的心理支援モデル構築、を縦断的に行う。地域と心理臨床を連結した視点から改善を図る。
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