Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2027: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Outline of Research at the Start |
本研究では、まず赤外線天文衛星「あかり」の近赤外線スリットレス分光データ(波長2-5 μm)の解析により、大規模なスペクトルサンプル(~100,000天体)に対して固体分子(氷)の系統的な探査を行う。次にTAO望遠鏡によるフォローアップ分光観測を行うことで、1,000天体規模の氷吸収を持つスペクトルサンプル(波長2-14 μm)を確立する。得られたデータセットを用いて、様々な氷の存在量と周囲の星間環境との繋がりを詳細に調べることで、氷の存在量を決定づけている要因を明らかにする。これにより、有機物や生命へといたる宇宙の分子進化の最初のステップを解明する。
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