Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Outline of Research at the Start |
水需要の多様化により,淡水資源の農業利用は抑制の一途をたどると予測される.水資源の利用に制限のある乾燥地ではこれまで以上に塩濃度の高い水(塩水)による灌漑が増加すると思われる. 本研究では,作土層下部に毛管遮断層を設置することで作土層の保水力を強化し,少量の淡水を効率的に作土層に保持させて,それに続いて高濃度塩水を随時供給する新たな塩水灌漑法の確立を目指す.圃場実験での詳細なモニタリングと土壌の多様な物理化学特性の測定,理論モデルによる詳細な解析を通じて,その塩害回避機構を解明し,新たな塩水灌漑技術を確立することで,水資源のより有効な利用法を提案する.
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