| Project/Area Number |
24K10543
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 52010:General internal medicine-related
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| Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
庄嶋 健作 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (80757211)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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| Keywords | 生体内リプログラミング / アデノ随伴ウイルス / AAV / 液性因子 |
| Outline of Research at the Start |
老化とは身体を構成する臓器・細胞が経時的に機能を失い、再生できなくなる過程であり、この失った再生能を取り戻すことが出来れば、老化制御につながる。先行研究では、遺伝子改変マウスの生体内でOct4, Sox2, Klf4, c-Myc(リプログラミング因子)を短期間発現すること(生体内短期間リプログラミング)で、早老症マウスの寿命延長・筋再生増強に成功した。この方法は、リプログラミング因子の発現を短期間にすることで腫瘍化のリスクを軽減しているが、現状では臨床応用は厳しい。そこで、生体内短期間リプログラミングが誘導する液性因子に着目して、腫瘍化リスクを最小化した老化制御法の確立を目指す。
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| Outline of Annual Research Achievements |
老化とは、身体を構成する臓器や細胞が経時的に機能を喪失し、再生能力が低下する過程であり、この失われた再生能を回復することができれば、老化の進行を抑制または制御できる可能性がある。特に加齢による組織再生能力の低下や慢性炎症の亢進は、フレイルや生活機能低下など高齢者の健康寿命短縮に直結するため、その制御法の確立は極めて重要な課題である。 遺伝子改変マウスを用いた先行研究において Oct4、Sox2、Klf4、c-Myc(いわゆるリプログラミング因子:OSKM)を短期間生体内で発現させること(生体内短期間リプログラミング)により、早老症マウスの寿命延長や筋再生の促進など、老化関連機能の改善効果が報告されている。リプログラミングの過程においては、老化に伴う細胞の変化、例えばテロメアの短縮やミトコンドリア機能の低下が消失することが以前より知られている。生体内短期間リプログラミングは、リプログラミング因子の一時的な高発現によって腫瘍化のリスクを軽減しつつ、その有益な効果を得ているが、依然として臨床応用には課題が残されている。 本研究では、その応用可能性を高めるために、生体内短期間リプログラミングによって誘導される液性因子に着目し、OSKM そのものを用いずに老化制御を可能とする新たな介入法の確立を目指している。 2024年度は本研究の方向性に基づき、今後の解析に向けた準備を進めた。あわせて液性因子に関する先行知見の整理を進め、今後の実験計画につなげていく。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
これまでに研究の方向性に沿って必要な準備や検討を進めてきたが、液性因子の評価に必要な解析体制や設備の整備に一定の時間を要したため、当初の計画に対してはやや遅れが生じている。引き続き、今後の解析展開に向けた体制の強化と準備を進めている。
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| Strategy for Future Research Activity |
今後は生体内短期間リプログラミングにより誘導される液性因子の解析を進めていく。さらに、得られた因子の中から機能的に有用と考えられるものについては、in vitro および in vivo 系における生理活性評価を実施し、腫瘍化リスクを回避しつつ老化制御を実現するための実用的アプローチの確立を目指す。
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