| Project/Area Number |
24K11556
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 54010:Hematology and medical oncology-related
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| Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
桐戸 敬太 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (90306150)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中嶌 圭 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (20447709)
川島 一郎 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (20622369)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2028: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2027: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2026: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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| Keywords | 骨髄増殖性腫瘍 / GRP78 / thrombosis / JAK2V617F / 血栓 / 組織因子 |
| Outline of Research at the Start |
本研究では、PV/ET症例を対象に、1)骨髄細胞でのGRP78のタンパク発現レベル、2)血中GRP78濃度および3)血中抗GRP78自己抗体価を測定し、臨床データと照らし合わせた後方視的解析を行い、血栓病態との関連性を検証することを目的とする。GRP78が血栓病態を引き起こす細胞生物学メカニズムとしては、TF活性化に注目して解析を進める。
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| Outline of Annual Research Achievements |
(1)骨髄増殖性腫瘍症例(真性多血症10例および本態性血小板血症症例9例)より、同意を得て末梢血を採取。この検体について、ELISAを用いてGRP78の濃度測定を行った。その結果、統計的な有意差は示せなかったが、真性多血症症例の方がGRP78濃度が高い傾向にあることが判明した。臨床的なパラメーターとの関連性についての関連を調べたところ、GRP78濃度とJAK2V617F遺伝子変異量(allele burden;AB)と相関することが明らかになった。また、GRP78濃度の上昇はヘマトクリット値とも相関することを見出した。なお、解析した19例中の4例で血栓性イベントを認めたが、血栓イベントを有する症例と有さない症例との間でのGRP78濃度を比較したところでは、両群に相違は確認できなかった。 (2) 真性多血症(16例)、本態性血小板血症(14例)および原発性骨髄線維症(9例)について、診断時の骨髄生検検体を用いて、GRP78陽性細胞の細胞成分全体に占める割合を免疫組織化学的手法を用いて解析した。その結果、真性多血症および骨髄線維症症例では、本態性血小板血症症例と比較し、GRP78陽性細胞比率が有意に高いことが分かった。 また、骨髄中のGRP78陽性細胞比率とJAK2V617F変異遺伝子量とに相関が確認された。 以上の所見については、2024年10月に京都市で開催された第86回日本血液学会学術集会において口演発表を行った。また、2025年5月に唐津市で開催される第15回日本血液学会国際シンポジウムにおいても発表を行なった。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
1)真性多血症および本態性血小板血症症例からの、研究同意取得については概ね順調に進んでおり、これまでに合計で35例から末梢血サンプルを取得している。新規発症症例についてみても、1年間で真性多血症および本態性血小板血症症例を合わせて10症例から度同意を取得している。今後も、年間10例程度の症例から同意を取得ができるのではないかと考えている。 2)実験系に関しても、ELISAを用いたGRP78濃度測定系についても確立することができ、これまでに30例について血清GRP78濃度の測定を行なっている。結果についても、再現性を確認している。今後さらに症例を増やして解析を進める計画である。骨髄生検検体標本についても、免疫染色でGRP78の発現量を評価するシステムを確立している。 3)なお、本時点での解析では、血栓イベントの有無とGRP78血清濃度との間に有意な関連性をを見出すことができなかった。その理由としては、解析した30例中で血栓イベントを発生した例が6例と少ないこと、またサンプル採取時期について初診時ではなく、治療経過中に採取された症例も少なからず存在することなどを想定している。 今後は、上述の通り、発症時にサンプルを取得することができる症例が増えることが予想されており、統計学的な解析に必要な症例数をみたし、解析結果の信頼性を増すことが期待される。
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| Strategy for Future Research Activity |
今後も新規発症の真性多血症および本態性血小板血症症例に対して、本研究への参加について依頼を行い、より多くの方から同意を得ることを目指していく。 得られた検体については、新たに以下のような計画も加えて解析を進める。 1)GRP78の発現を制御する転写因子であるATF4についても免疫組織学的に評価を行う方法を確立している(Nakajima K, Kirito K Leuk Res. 2023 Nov;134:107389.)。この系を用いてATF4の発現レベルについても、検討を進める計画である。 2)本年度以後は、血清GRP78濃度のみならず血清中の抗GRP78自己抗体を検出する解析系の確立を目指していく。 3)また、末梢血血液検体より分離した好中球を用いて、ウェスタンブロットや酵素活性解析により、組織因子の発現量とその活性値について定量を試みる。得られた結果について、血清GRP78濃度や抗GRP78自己抗体の抗体価との相関について調べていく。さらに、白血球数、好中球数、単球数、ヘモグロビン値、血小板数などの血液学的データとの相関関係と、血栓性イベントとの関連についても解析を進めていく計画である。
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