| Project/Area Number |
24K11824
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 55020:Digestive surgery-related
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| Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
田尾 嘉誉 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (30425417)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2028: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2027: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2026: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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| Keywords | 慢性炎症 / 免疫微小環境 / AFM / CODEX / がん微小環境 |
| Outline of Research at the Start |
本研究では、大腸における前がん病変(慢性炎症)からがん発生の進行状況と組織の硬さ(細胞外物理特性)とYAP活性化の関連性を空間的シングル解析、磁気ピンセット力学測定法を用いて解明する。また、生体内でYAP活性化の変動が、がんの発生に対してどのように振る舞うのか、Yap遺伝子改変オルガノイド系により解析する。加えて、シングルセルRNA解析データと統合して比較することにより、YAP活性化と炎症からがん発症の作用機序をより明確にし、YAPおよびその関連因子をターゲットとした分子標的治療への基盤とする。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、大腸における前がん病変(慢性炎症)からがん発生の進行状況と組織の硬さ(細胞外物理特性)とYAP活性化の関連性を空間的シングル解析、磁気ピンセット力学測定法を用いて解明する。加えて、シングルRNA解析データと統合して比較することにより、YAP活性化と炎症からがん発症の作用機序をより明確にし、YAPおよびその関連因子をターゲットとした分子標的治療への基盤とする。 令和6年度において、AFMとCODEX解析を同一標本で解析する技術を開発した。今後、このAFM-CODEX統合解析法により、慢性炎症時の同一標本上での多点同時生体力学的細胞分布解析を進めていく予定である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本補助金により、組織の恒常性維持制御因子Yes-associated protein (YAP)の活性化がマウス慢性炎症起因性大腸がんモデル(AOM/DSS)を用いた慢性炎症の免疫微小環境下で組織の生体力学的な硬さや繊維化をどのように制御しているのかについてに着眼し、1) 新規性の高い空間マルチプレックスイメージングCODEX(CO-Detection by indEXing)を用いて、YAPと免疫細胞集団の局在解析を行なった。2) 慢性炎症領域での原子間力顕微鏡(AFM)による多点同時力学計測を行なった。3) AFMとCODEX解析を統合して定量分析することにより、マウス慢性炎症起因性大腸がんモデルを用いた慢性炎症の進展状況をモニターすることで、硬さの不均一性と免疫細胞集団の特徴・分類分けが可能となった。
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| Strategy for Future Research Activity |
現在、AFM-CODEX解析多点同時計測により同一標本上の100mmx100mm区画の範囲で20-30ヶ所測定可能である。また、CODEXにおいて免疫細胞とECMマーカーを用いての統合データ解析には我々が独自に開発中のGraphPad Prismを使った解析方法を確立していく予定である。AOM/DSS大腸がんモデル慢性炎症からがん発症までの各時系列に沿った標本をさらに作成し、統合データ解析を行い、組織の硬さと免疫細胞集団およびECMマーカーとの間の関係性について解析していく予定である。
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