| Project/Area Number |
24K11984
|
| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 55030:Cardiovascular surgery-related
|
| Research Institution | National Cardiovascular Center Research Institute |
Principal Investigator |
政田 健太 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 客員研究員 (60770584)
|
| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
|
| Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2026: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
| Keywords | 血管外科手術 / 大動脈リモデリング / アディポネクチン |
| Outline of Research at the Start |
Stanford B型大動脈解離におけるアディポネクチンのバイオマーカーとしての有用性を検討し、大動脈リモデリングとの関連性を精査することで、Preemptive TEVARに替わる大動脈リモデリングを誘発する新規治療法を開発する。
|
| Outline of Annual Research Achievements |
Stanford B型大動脈解離に関して、発症急性期には内科的降圧安静治療が選択されることが多いが、遠隔期に偽腔拡大を来し、侵襲度の高い外科的手術を必要とする症例が多数存在する。近年、遠隔期偽腔拡大を予防することを目的として、発症後1年以内にステントグラフト内挿術(TEVAR)によるエントリー閉鎖を行う予防的TEVAR(Preemptive TEVAR)という概念が認知されつつある。PreemptiveTEVARにより解離した大動脈が解離発症前の正常な形態に近づく変化、すなわち“大動脈リモデリング”を獲得することで遠隔期の大動脈イベント発生率が有意に低下するためであるが、その分子的機序は明らかになっていない。一方、最近の研究でアディポネクチンが解離大動脈壁の修復に関与する可能性、および大動脈解離発症後に血中アディポネクチン濃度が減少することが明らかとなってきた。そこで、アディポネクチンのバイオマーカーとしての有用性を検討し、大動脈リモデリングとの関連性を精査することで、Preemptive TEVARに替わる大動脈リモデリングを誘発する新規治療法を開発することが当研究の最終目標である。そのプロセスとして本年度は研究計画書に則り、過去にPreemptive TEVARを施行したStanford B型大動脈解離症例を対象として、臨床的に有用性が高いと考えられる術前情報、手術情報、および術後情報を収集しデータベースの構築を継続した。また、実施を予定しているイヌ大動脈解離用いた実験に関しては、実験で使用するステントグラフトの作成などを継続しており、来年度の倫理委員会承認を目指している。
|
| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本年度は研究計画書に則り、過去にPreemptive TEVARを施行したStanford B型大動脈解離症例を対象として、臨床的に有用性が高いと考えられる術前情報、手術情報、および術後情報を収集しデータベースの構築を継続している。しかしながら、CT情報など既存のデータベースに大動脈解離に関連する多数の項目を追加したことから、データベースの再構築に時間を要している。また、イヌ大動脈解離用いた実験に関しては、実験で使用するステントグラフトの作成などに時間を要しているが、来年度の倫理委員会承認を目指した準備を継続中である。
|
| Strategy for Future Research Activity |
1.ヒト大動脈解離症例に対するステントグラフト治療後の大動脈リモデリングと血漿中ア ディポネクチン濃度との関係性の検討:本年度に引き続き、データベースの再構築を継続し、大動脈リモデリングに関連する臨床的因子の抽出を行う。その結果をもとに、Preem-ptive TEVARにより大動脈リモデリングが高率に獲得できると判断される症例において、術前および術後1、3、6ヵ月、1年で血中アディポネクチン濃度を計測する。また、術後1、3、6ヵ月、1年に行うCT検査で大動脈リモデリング獲得の可否を評価し、大動脈リモデリングと血中アディポネクチン濃度の相関性につき検討する。
2.イヌ大動脈解離モデルに対するTEVARおよびアディポネクチン産生増強剤が大動脈リモデリングに与える影響の検討:イヌ大動脈解離モデルにTEVARを行い、大動脈リモデリングの過程における解離大動脈へのアディポネクチンの集積およびその分子生物学的機序につき検討する。
|