Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Outline of Research at the Start |
高齢者が手術を受ける機会は今後も確実に増加する。高齢患者は長期的な健康・認知・生命予後の悪化と関連する術後認知機能異常を生じやすい。我々は, 術後認知機能異常の病態として老化に伴うミクログリアの過剰活性を介した脳内神経炎症の重要性を明らかにしてきた。しかし, 術後脳内神経炎症が生じる生体・細胞内シグナル伝達経路は解明されておらず, 最も重要である臨床使用における全身麻酔薬の影響についても明らかでない。本研究課題では, 全身麻酔薬のミクログリアおよび脳内神経炎症に及ぼす影響ついて高齢動物を用いたin vivo実験系で確認し, さらに電気生理学を応用してこれらの細胞内シグナル機序を解明する。
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