| Project/Area Number |
24K12296
|
| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 56010:Neurosurgery-related
|
| Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
吉村 晋一 関西医科大学, 医学部, 准教授 (60298891)
|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 美樹夫 関西医科大学, 医学部, 講師 (10368251)
|
| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
|
| Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
|
| Keywords | 脳腫瘍 / がん幹細胞 / 再発 / 転移 / 転移性脳腫瘍 |
| Outline of Research at the Start |
がんの再発や転移の原因として、がん幹細胞の存在が注目されている。申請者は、がん幹細胞に特異的なイオンチャネルを発見した。そのイオンチャネルの作動薬は転移性脳腫瘍モデル動物に治療効果を示した。さらに、作動薬を原型として有効性を高めた新薬を創出した。本研究はがん幹細胞を標的とした転移性脳腫瘍の治療薬を開発する。そのために、治療標的を検証し、新薬の有効性を評価する。本研究成果を基盤として、がんの再発および転移の予防法の開発を最終目標とする。
|
| Outline of Annual Research Achievements |
がんの遠隔転移の機序には未解明な点が多く、脳転移を特異的に抑制する薬剤は現在存在しない。さらに、脳は血液脳関門により薬剤が到達しにくく、抗がん剤は無効である場合が多い。現在、転移性脳腫瘍に対する標準的治療は手術切除および放射線治療であり、患者の予後は依然として不良である。がんの発生および治療抵抗性の根源として、がん幹細胞の存在が提唱されている。脳転移巣には、脳指向性をもつがん幹細胞が集積していることが知られており、アンメット・メディカル・ニーズの高い転移性脳腫瘍に対しては、新たな治療法の開発が強く求められている。申請者は、がん幹細胞に特異的に発現するイオンチャネルを発見した。さらに、そのイオンチャネルの作動薬が転移性脳腫瘍モデル動物において治療効果を示すことを確認した。加えて、当該作動薬を基盤として有効性を向上させた新薬の創製にも成功した。これらの成果を踏まえ、本研究ではパッチクランプ法を用いて、転移性脳腫瘍由来がん幹細胞の細胞膜におけるイオンチャネル活性を明らかにした。次に、免疫組織化学法を用いて、転移性脳腫瘍の病理組織標本における、がん幹細胞に特異的なイオンチャネルの発現量および分布を検討した。その結果、転移性脳腫瘍22症例中4症例において、MCOLN3がコードするタンパク質の発現が確認された(H-score 70-135)。以上の結果は、がん幹細胞に特異的に発現するイオンチャネルはMCOLN3により構成されていない可能性を示唆する。
|
| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
転移性脳腫瘍の病巣においてMCOLN3の発現を認めなかった。
|
| Strategy for Future Research Activity |
新薬がイオンチャネルを活性化することをパッチクランプ法、Caイメージングおよび、アポトーシス検出により実証する。
|