脊髄後角におけるニトロチロシンの疼痛調節メカニズムの解明

• Project/Area Number: 24K12381
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Section: 一般
• Review Section: Basic Section 56020:Orthopedics-related
• Research Institution: Wakayama Medical University
• Principal Investigator: 貝持 裕太 和歌山県立医科大学, 医学部, 準客員研究員 (50972816)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 山中 学 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (30597084) ; 西尾 尚子 和歌山県立医科大学, 医学部, 特別研究員 (40648359)
• Project Period (FY): 2024-04-01 – 2027-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2024)
• Budget Amount: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000); Fiscal Year 2026: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000); Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000); Fiscal Year 2024: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
• Keywords: ニトロチロシン / パッチクランプ法

Outline of Research at the Start

慢性疼痛は肉体的・精神的・社会的苦痛から生活の質を低下させるが、いまだ解明されていない疼痛メカニズムも多い。近年、窒素化ストレスにより産生されるニトロチロシンが注目されている。椎間板変性などの病態とニトロチロシンの研究は散見されるが、疼痛の中枢である脊髄後角においてどのような役割を果たしているかは不明である。したがって、本研究の目的はニトロチロシンが脊髄後角に与える影響についてホールセルパッチクランプ法を用いて電気生理学的に解析し、疼痛増強メカニズムを解明することである。これにより慢性疼痛に対する新規治療薬の開発の一助となる。