| Project/Area Number |
24K12658
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 56050:Otorhinolaryngology-related
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| Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
松崎 洋海 日本大学, 医学部, 准教授 (00451328)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅居 僚平 日本大学, 医学部, 助教 (60851095)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
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| Keywords | RRP / HPV / 再発 / 喉頭乳頭腫 |
| Outline of Research at the Start |
本研究は、再発性気道乳頭腫症(RRP) の臨床経過におけるHPV抗体の推移を確認し、手術後の補助療法の効果を予測する因子としての可能性を探ることにある。これまでRRPに対する補助療法が行われ、その一定の効果が報告された。一方、効果が認められた症例と効果が乏しい症例とその効果の減弱との間の差に着目した研究報告はない。この研究により、RRPへの補助療法の適応基準が判明する可能性がある。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、再発性気道乳頭腫症(RRP)患者に対する各種補助療法の有効性を、HPV抗体価およびHPV-DNAの動態から評価し、再発の有無を予測する指標の確立を目指すものである。術後にHPV-DNAが一旦陰性化したにもかかわらず、一定の患者で再発とともに再陽性化がみられることが報告されており、その背景には抗体の推移が関与している可能性がある。本研究では、HPVワクチン接種歴のあるRRP患者において、HPV抗体が十分に獲得され、かつ持続している患者群では良好な予後が得られるのに対し、抗体の産生が不十分あるいは消失した群では再発のリスクが高まるという仮説のもと、臨床経過と抗体価・DNA動態の相関を検討する。
令和6年度は研究初年度として、当初は先行研究から保存されていた検体を用いた解析を計画していたが、一部検体に保存状態の問題があり再利用が困難であったため、新規に検体を採取する必要が生じた。その結果、対象患者のリクルートが想定より遅れたが、現在までに複数のRRP患者から研究参加の同意を得ており、喉頭所見・治療歴・再発頻度などの臨床情報を収集している。加えて、一部患者ではHPV-DNAのスクリーニング検査を実施し、基礎データの収集が始まっている。抗体価測定および長期的な追跡は次年度より本格化する予定であり、今年度はそれに先立つ患者登録と体制整備が中心となった。
今後は協力診療科との連携やスクリーニング体制の強化を図り、症例数の確保と経時的検体採取の安定化を進める。研究全体としては概ね順調に立ち上がっており、予後予測因子の確立に向けて今後も着実に研究を推進する。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究の進捗は「やや遅れている」と評価される。主な要因は、研究開始時に用いる予定であった先行研究由来の保存検体の一部において、保存状態や量の問題により解析に適さないケースが判明したことである。そのため、予定よりも多くの新規検体を確保する必要が生じ、あらためて適格なRRP(再発性気道乳頭腫症)患者のリクルートを進めているが、対象疾患が比較的稀少であること、加えて研究への同意取得や通院継続の確保が容易でないことから、想定していたペースでの進行が難しい状況となっている。これにより、抗体価やHPV-DNAの経時的測定など、次年度以降に予定していた一部解析の準備スケジュールが若干後ろ倒しとなっている。一方で、すでに登録された症例については喉頭ファイバー所見や再発頻度などの臨床情報を着実に蓄積しており、またHPV-DNA検査についても外注委託を通じて一部開始されている。今後は、協力診療科との連携や外来スクリーニングの強化により、検体採取とリクルートの遅れを取り戻す体制を整え、研究全体の遅延を最小限に抑える方針である。
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| Strategy for Future Research Activity |
本研究は、再発性気道乳頭腫症(RRP)患者の再発性や病勢と、HPV抗体価およびHPV-DNAの動態との関連を解析することで、治療予後を予測する新たな指標を確立することを目的としている。現時点では、研究計画に大きな変更は予定していないが、今後の推進にあたりいくつかの課題が想定される。最も大きな課題は、継続的な検体採取とフォローアップの維持である。RRPは希少疾患であり、一定数の症例を集積し、経時的に検体(喉頭分泌液および血液)を採取していくには、対象患者の協力と継続的な通院が不可欠である。そのため、検査のスケジュールを通常診療と可能な限り同期させ、患者の負担軽減に配慮した運用を行う。また、検体の質を保ちながら効率的に分析を進めるため、外注検査機関や施設内検査部との連携も強化していく予定である。さらに、今後得られるデータに応じて、再陽性化群や抗体非獲得群に対する追加的解析も検討していく。これらの課題に対し柔軟に対応しながら、予定通り研究を遂行できるよう、研究体制と運用の最適化を図っていく。
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