| Project/Area Number |
24K12948
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 57030:Conservative dentistry-related
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| Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
長谷川 大学 九州大学, 大学病院, 講師 (20757992)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前田 英史 九州大学, 歯学研究院, 教授 (10284514)
杉井 英樹 九州大学, 歯学研究院, 助教 (80802280)
小幡 純子 九州大学, 歯学研究院, 助教 (70759448)
糸山 知宏 九州大学, 歯学研究院, 助教 (50884433)
兼子 大志 九州大学, 大学病院, 助教 (50962495)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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| Keywords | 歯根膜幹細胞 / 幹細胞転換 / MEST / Wntシグナル / 歯周組織再生 |
| Outline of Research at the Start |
本研究では、MESTの発現を上昇させる“化合物”を探索し、その化合物を用いた新たな歯根膜幹細胞転換法、およびその化合物の直接応用による“効率的で簡便、かつ安全な歯周組織再生法”の確立を目指す。まず、オミックスデータ解析により歯根膜幹細胞転換を誘導する化合物を同定し、次にその化合物により誘導された歯根膜幹細胞様細胞の歯周組織再生能についてラット歯周組織欠損モデルを用いて評価する。さらに、この化合物の組織欠損部への直接応用が歯周組織再生に及ぼす影響についても検討を行う。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、MESTの発現を上昇させる化合物を探索し、その化合物を用いた新たな歯根膜幹細胞転換法、およびその化合物の直接応用による効率的で簡便、かつ安全な歯周組織再生法の確立を目指すものである。 まず我々は、歯根膜幹細胞転換を誘導する(MESTの発現を上昇させる)化合物を見出すため、ヒト歯根膜細胞株(2-52)にMEST遺伝子を導入した歯根膜幹細胞様細胞(2-52_MEST)とコントロールベクター導入細胞(2-52_empty)を用いた網羅的遺伝子解析(cDNAマイクロアレイ法)のデータを分析した。その結果、2-52_emptyと比較して、2-52_MESTにおいて『複数のWntシグナル関連因子』の発現が高いことがわかった。そこで我々は、MESTの発現を上昇させる化合物の候補として、Wntシグナルの活性化剤X(以下、化合物X)に着目した。 我々は、この化合物Xを添加した培地にてヒト歯根膜細胞株(2-52)を一定期間培養し、定量的RT-PCR法を用いて2-52における遺伝子発現の変化を解析した。その結果、化合物Xの添加により2-52におけるMEST発現は有意に上昇し、さらに各種間葉系幹細胞マーカーの発現も同時に上昇することが明らかになった。このことは、化合物Xが歯根膜幹細胞転換誘導の新たなツールとして有効である可能性を示唆している。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究の根幹をなす『歯根膜幹細胞転換を誘導する(MESTの発現を上昇させる)化合物』の探索において、当初の予定であったオミックス解析を行うことなく、cDNAマイクロアレイ解析のデータの分析のみで有力な候補化合物Xを見出すことができた。これにより、化合物スクリーニングに費やす予定であった時間が大幅に短縮された。もちろん、今後多分化能解析を進め、化合物Xが新たな歯根膜幹細胞転換誘導因子であることを確固たるものにする必要はある。
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| Strategy for Future Research Activity |
本研究の最終目標は、歯根膜幹細胞転換を誘導する化合物を新たに見出し、その化合物の直接応用による効率的で簡便、かつ安全な歯周組織再生法を確立することである。1年目はその化合物の有力な候補として化合物Xを見出した。現在、この化合物Xを用いてin vitroで多分化能解析を進めているところである。したがって本年度は、化合物Xが新たな歯根膜幹細胞転換誘導因子であることを確固たるものにし、次にこの化合物Xにより誘導した歯根膜幹細胞様細胞を用いて、ラット歯周組織欠損モデルにおける組織再生能について検討を行う予定である。
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