| Project/Area Number |
24K13573
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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| Research Institution | The University of Shiga Prefecture |
Principal Investigator |
牧野 耕次 滋賀県立大学, 人間看護学部, 教授 (00342139)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
千葉 陽子 滋賀県立大学, 人間看護学部, 教授 (80432318)
川田 陽子 滋賀県立大学, 人間看護学部, 准教授 (80844480)
下通 友美 (小嶋友美) 滋賀県立大学, 人間看護学部, 講師 (00802159)
奥野 信行 京都橘大学, 看護学部, 教授 (20364044)
山下 真裕子 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 教授 (40574611)
比嘉 勇人 富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (70267871)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2028: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2027: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2026: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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| Keywords | インボルブメント / シミュレーション / 看護学生 / ナーシング / スキル |
| Outline of Research at the Start |
本研究は、理論的ナーシングインボルブメント(NI)スキルのシミュレーション演習プログラムを開発することを目的とし、以下の三段階の研究を実施する。 まず、第一段階として、文献研究によりNIスキルに関する理論的背景を明確化にする。次に、第二段階として、M-GTAを用いて看護師および看護教員を対象に、NIのスキル形成プロセスにおける教育的要素を抽出する。最後に、第三段階として、上記の結果を踏まえて、理論的NIスキルのシミュレーション演習プログラムを作成する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
看護学部生へのシミュレーション(SIM)演習に関して、以下の2件を実施した。 「かかわり」や「関与」や「巻き込まれ」と訳されるインボルブメントの枠組みを用いて、看護学生の理論的、技術的なかかわりの習得を目的に、タイの国立大学の看護学部において、パイロット的にSIM演習を実施した。タイの看護学生と日本の公立大学の看護学生各22名うち両国混合の2グループがSIMを実践した。妻が頭痛で不安が強くなり様々な訴えをする夫婦のバイタルサインを測定する場面を設定した。言語は全て英語を使用した。演習前に対象者にインボルブメントの理論的枠組みを説明し、SIM実施後、アンケート用紙による調査を実施した。結果、英語を使ったコミュニケーションの難しさや非言語的コミュニケーションの重要性、インボルブメントの枠組では患者との距離感に関する学びなどがきかれた。海外での実施であったため、実施する側としては、入念な意思疎通や役割分担の徹底の必要性などの示唆を得た。 もう1件は、精神看護学演習において、統合失調症の患者役を役者に依頼したSIM演習を実施した。対象は前年度にインボルブメントの講義を受けた公立大学の看護学部3年生 である。患者役には事前に疾患や症状に加えて患者の体験などを説明した。外泊前に幻聴が強くなる患者との対応場面を設定した。SIM実施後に書かれた学びを質的帰納的に分析した結果、【患者を一人の人間として理解する視点をもつ】【精神疾患を持つ人を理解する視点を持つ】【実践的なかかわり方をみつける】【感情が刺激される】【自己中心的な思考が和らぐ】【患者との協働を意識する】【精神看護学実践の要素を学ぶ】の7カテゴリーが抽出された。2件とも所属大学の倫理審査委員会の承認を得た。次年度の精神看護学演習では、直前にインボルブメントの枠組みを説明し、振り返りでその枠組みを使って、解説を加える予定である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究実績の概要のとおり、当該年度ではパイロット的に2件のシミュレーションに関する研究を実施することができた。ただ、当初の予定である看護におけるインボルブメントの理論的背景については、まだまとめることはできていない。現在、看護理論に関する講義を2科目担当し、看護におけるインボルブメントの講義自体も同時に機会があるごとに講義するなどの実践を行っている。インボルブメントの理論的枠組み自体を共有するだけでなく、理論分析やクリティークという視点を持ちながら、批判的にその枠組みを検討することにより、看護におけるインボルブメントの背景をまとめていきたいと考えている。
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| Strategy for Future Research Activity |
現在までの進捗状況のとおり、インボルブメントの理論的背景をまとめる準備を続けながら、同時に精神看護学演習の中でインボルブメントの理論的枠組みをシミュレーション演習に組み込み、その評価をしていきたいと考えている。
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