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骨盤底筋の収縮力と持続力を強化する視覚フィードバック用いた骨盤底筋体操の開発

Research Project

Project/Area Number 24K13788
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 58060:Clinical nursing-related
Research InstitutionHealth Sciences University of Hokkaido

Principal Investigator

米川 弘樹  北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (60825412)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 明野 伸次  北海道医療大学, 看護福祉学部, 准教授 (40364260)
横川 亜希子  北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (30708772)
新見 千穂  北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (40825436)
山口 夕貴  北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (50911088)
Project Period (FY) 2024-04-01 – 2027-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2024)
Budget Amount *help
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2026: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Keywords前立腺がん / 前立腺全摘 / 骨盤底筋体操 / 尿失禁 / 視覚フィードバック / 筋力トレーニング
Outline of Research at the Start

近年、本邦では前立腺がんを患い、前立腺全摘術を受ける患者は増加している。術後の尿失禁が生じる可能性は極めて高く、骨盤底筋体操の実施が推奨される。体操を継続的に実施することで筋力を増強し、尿失禁が改善される。しかし、尿失禁が改善されるまでには、半年程度の期間が必要である。つまり、尿失禁はすぐには改善しないため、骨盤底筋体操に取り組まなくなる患者も多い。そこで、本研究では、骨盤底筋の「収縮力」と「収縮持続力」を数値化し、強化する視覚フィードバックを用いた骨盤底筋体操の開発を行う。本研究の取り組みにより、骨盤底筋体操の継続的な実施を促進し、術後尿失禁の早期改善が可能となることを期待する。

Outline of Annual Research Achievements

本研究は、前立腺全摘術後に高頻度でみられる尿失禁に対する介入として、骨盤底筋体操の継続的実施を支援する視覚フィードバック付きトレーニングプログラムを開発し、その有用性を検証することを目的としている。特に、骨盤底筋の収縮力および収縮持続力を数値化・視覚化し、患者が自身の状態を把握しながらトレーニングできる環境の構築を目指している。
令和6年度は、本格的な介入研究に向けた基礎的準備を中心に進めた。まず、骨盤底筋機能の定量的評価に関する文献レビューを行い、筋電図や圧センサーを用いた評価指標を整理した。その中で、Furunmedical社製HNJ-1000を用いた測定方法に着目し、腹圧と骨盤底筋の圧センサーを組み合わせた計測手順を検討した。この機器では、骨盤底筋の収縮を圧センサーで感知し、最大収縮力と収縮持続圧を定量的に把握できるほか、誤った方法で腹圧をかけているかどうかも可視化できる。これにより、適切な体操動作の習得支援が期待される。
あわせて、骨盤底筋の動きに応じてリアルタイムに画面表示が変化する簡易的な視覚フィードバックプログラムの試作にも着手し、ユーザーにとって操作性が高く、継続的な活用が可能となる構成の検討を進めた。また、前立腺全摘術後患者を対象とした基礎的研究を進めるにあたり、医療機関ではなく、患者会であるPSA北海道と連携し、研究の趣旨を説明したうえで対象者の募集を開始した。現在は、協力が得られた患者に対して、試作機器を用いたトレーニングの適応性や継続性、視覚的支援の効果について予備的な評価を行っている。
さらに、昨年度には「術前から開始する骨盤底筋体操の効果」に関する関連文献を整理し、日本看護技術学会にて示説発表を行った。この発表を通じて、本研究の方向性の妥当性を確認するとともに、視覚的支援の意義に関する実践的な示唆を得ることができた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

令和6年度は、視覚フィードバックを活用した骨盤底筋体操プログラムの開発に向けた基礎的準備を中心に進めた。
骨盤底筋の可視化および筋力評価に関する国内外の先行研究を整理し、圧力センサーやの計測手法に関する技術的特性や臨床応用の実際について文献レビューを行った。特に、骨盤底筋の収縮力および収縮持続力を定量化する評価指標とその測定方法に着目し、本研究で導入可能な機器および計測手順の検討を行った。
次に、視覚的フィードバックを提供するために活用可能な市販機器およびアプリケーションの調査を実施した。その中でも、Furunmedical社製HNJ-1000を用いた測定方法に着目し、腹圧センサーおよび骨盤底筋圧センサーの活用について検討を進めた。本機器は、骨盤底筋の収縮を圧センサーで感知し、最大収縮力および収縮持続圧を定量的に計測できるとともに、トレーニング中に不適切な腹圧がかかっていないかを可視化することが可能である。これにより、対象者が正確な筋収縮を意識しながら体操に取り組むことができる構成となっている。装着時の違和感や操作性、フィードバックの視認性などを評価しつつ、実際の使用環境を想定した運用可能性の検証を進めた。また、技術協力を得て、骨盤底筋の収縮状態に応じて画面表示が変化する簡易的なフィードバックプログラムの試作を検討している。
さらに、臨床介入研究に先立ち、患者会であるPSA北海道と連携し、基礎的研究としての準備を進めている。医療機関での実施に代わり、患者会の協力を得ながら、前立腺全摘術後の尿失禁に悩む患者に対し、研究趣旨を説明のうえで協力可能な対象者の募集を行っている段階にある。現在は、参加希望者に対して、試作段階のフィードバック機器を用いたトレーニング方法の操作性や継続性の観点からの適応性を検討しており、得られた知見を今後のプロトコル設計やデバイス改良に反映していく予定である。

Strategy for Future Research Activity

令和6年度に実施した文献整理や機器の試用、基礎的検討の成果を踏まえ、今後は本研究の主目的である視覚フィードバックを用いた骨盤底筋体操の効果検証に向けて、段階的に研究を推進していく。
まず、令和7年度は、試作したフィードバック機器を用いたトレーニング手順を確立し、対象者にとって操作が容易で、正確な骨盤底筋の収縮を支援できるプログラム設計を完成させる予定である。あわせて、評価項目として設定した最大収縮力および収縮持続圧の測定手順を標準化し、介入前後の変化を定量的に把握できる体制を整える。
また、患者会(PSA北海道)と連携した対象者リクルートを継続的に行い、実際の使用における有用性と継続性を評価する。協力対象者のトレーニング記録やフィードバック反応を分析することで、介入プロトコルをより洗練させ、将来的な臨床応用に向けた科学的根拠の構築を目指す。
加えて、収集したデータを基に看護介入としての意義や適用場面の考察を進め、学会発表・論文化を通じて研究成果の発信を行っていく。今後も計画に基づき、技術的検証と倫理的配慮の両立を図りながら、段階的かつ着実に研究を前進させていく予定である。

Report

(1 results)
  • 2024 Research-status Report

URL: 

Published: 2024-04-05   Modified: 2025-12-26  

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