| Project/Area Number |
24K13818
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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| Research Institution | Baika Women's University |
Principal Investigator |
福田 正道 梅花女子大学, 看護保健学部, 講師 (00781139)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 久美 大阪医科薬科大学, 看護学部, 教授 (60226503)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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| Keywords | 知識の獲得 / セルフモニタリング / 安全な動作方法の獲得 / 骨転移 / セルフマネジメント / 行動変容 |
| Outline of Research at the Start |
骨転移を有するがん患者は骨転移部位、治療の内容によって様々な動作制限が求められる。さらに、患者個々の生活背景に即した動作制限に関しては、従来の医療者主導の教育指導では対応が難しくなっている。そこで、患者自身が自分の病気と療養に関するテーラーメイドの知識と技術を持ち、生活と折り合いをつけながら疼痛緩和や骨折のリスクをセルフマネジメントしていく患者主導の実践が重要となる。 本研究の目的は、骨転移のあるがん患者が疼痛緩和及び骨折を予防するためにセルフマネジメントを獲得していくプロセスを明らかにし、その実証研究の結果に基づいてセルフマネジメントを促進するための看護介入モデルを開発することである。
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| Outline of Annual Research Achievements |
1)症状増強及び骨折を予防するためのマネジメントの方法やケアについての文献調査 データベースは、CINAHL、MEDLINE用い、以下の検索式(「bone metastases(title)」OR「bone health(title)」)AND(「pain」OR「fracture」OR「fracture prevention」OR「skeletal-related event」)AND(「self-care」OR「management」OR「education」)にて検索を行った。和文に関しても、同様の検索語を用いて、医中誌Webを用いて検索した。ハンドサーチによる文献2つを加え、合計20 件の文献を分析対象とした。 結果として、8割程度の患者に疼痛が生じており,中でも骨吸収が促進された溶骨性タイプで疼痛が強く、骨折のリスクが高くなっていた.脊椎においては可動部位において痛みが強かった.疼痛のマネジメントでは疼痛の機序や鎮痛剤の薬理作用、非薬理学的対策、生活への影響とその対処法、誤った信念に対する情報提供、疼痛増強時の対応やセルフモニタリングとして疼痛日誌の使用に関する指導を定期的に行うことにより、効果的な疼痛緩和をもたらしていることがわかった。疼痛やその対策に対する知識の提供に加え、自身の痛みの変化が可視化できるセルフモニタリングの獲得が疼痛の効果的なマネジメントにつながっていると考えられる。また病的骨折に対するマネジメントとして骨病巣に伴う耐荷重能力を考慮し、罹患骨格部位の荷重が最小限になるような運動プログラムの実施を運動生理学の専門家管理のもと実施することで、骨関連事象を起こさない運動を可能にしていた。さらに、運動を通して筋力の維持・向上にもつながっており、専門家協働による安全な動作方法の獲得が有効であると考えられた.
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究協力における対象者が、社会的活動の合間での受診が多く、面接の都合をつけることが難しく、各研究協力機関で当初予定していた研究協力者の確保に難渋し、ヒアリング調査の目標人数を確保できていないため。
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| Strategy for Future Research Activity |
2)セルフマネジメントプロセスに関するヒアリング調査【現在ー2025年度前半】 引き続き、予定の15~18名を目指し、ヒアリング調査を継続し、症状増強や骨折予防のためにどのような資源を用いて必要な知識を獲得したか、また実際の生活の中でどのように折り合いをつけながら症状増強や骨折の予防に取り組んでいるのかに関して、骨転移を有する患者が症状増強や骨折予防に対してセルフマネジメントを獲得していくプロセスについて明らかにしていく。 3)看護介入モデルの作成と臨床運用の準備【2025年度後半ー2026年度】 1)で明らかになった文献調査と2)で明らかになったヒアリング調査の結果を基に、症状増強や骨折予防のためのセルフマネジメント獲得のプロセスについて研究代表者、研究分担者で検討し、関連する概念を含め構造化する。その後、セルフマネジメントを促進するための看護介入モデルを作成する。加えて、看護介入モデルの臨床適用可能性を評価するために、骨転移診療に携わっている医師、看護師、理学療法士に介入モデルの構成内容や方法、回数、介入時期などについて意見聴取を行う。骨転移を有するがん患者が症状増強及び骨折を予防するために実施するセルフマネジメントを促進するための看護介入モデルの作成を行う。そして、日常的に骨転移診療に携わっている医療者による看護介入モデルの臨床適用可能性の評価を実施する。
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