| Project/Area Number |
24K13847
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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| Research Institution | Aichi Medical University |
Principal Investigator |
林 さえ子 愛知医科大学, 看護学部, 准教授 (40759544)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安藤 詳子 一宮研伸大学, 看護学部, 教授 (60212669)
佐藤 一樹 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (60583789)
大石 ふみ子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (10276876)
安井 孝周 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (40326153)
惠谷 俊紀 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (30600754)
有光 興記 関西学院大学, 文学部, 教授 (10341182)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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| Keywords | 前立腺がん治療 / 性機能障害 / 苦悩 / 構成概念 / 概念分析 / 前立腺がん / 要因 / 看護 |
| Outline of Research at the Start |
本研究の問いは,①前立腺がん治療に伴う性機能障害にまつわる日本人の苦悩とは何か,②その苦悩に関連する要因は何か,③日本人の前立腺がん患者の性機能障害にまつわる苦悩に対応可能な看護とはいかなるものかを明らかにすることである。 まず,前立腺がん治療に伴う性機能障害に関する苦悩を測定する尺度を開発する。次に,開発した尺度を用いて,前立腺がん患者を対象とした質問紙調査を行い,前立腺がん治療に伴う性機能障害に関する苦悩に関連する要因を明らかにする。そして,その結果をもとに前立腺がん治療に携わる専門職を対象にフォーカスグループインタビューを行い,前立腺がん治療に伴う性機能障害を支える看護の方法を検討する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
2024年度は、前立腺がん治療に伴う性機能障害にまつわる日本人患者の苦悩の構成概念を検討した。本研究では、前立腺がん治療後に生じる性機能障害に関連する患者の苦悩に焦点を当て、これまでの知見を整理・統合することを目的とした。まず、国内外の文献を精査し、前立腺がん治療に伴う性機能障害に関連して日本人患者の苦悩に言及した質的研究9件を抽出した。対象とした文献の内訳は、患者本人を対象としたものが7件、患者の妻を対象としたものが1件、医療者を対象としたものが1件であった。 これらの文献をもとに、Rogersの概念分析手法を参考にして分析を行った。具体的には、文献から抽出した記述内容を精査し、苦悩に関連する重要な要素を整理・分類した。その結果、前立腺がん治療に伴う性機能障害にまつわる苦悩には、4つの「苦悩の先行要件」、4つの「苦悩の概念」、および3つの「苦悩の帰結」が存在することが明らかとなった。 さらに、これらの分析結果に基づき概念モデルを構築した。本研究では、前立腺がん治療に伴う性機能障害にまつわる苦悩とは、前立腺がん治療の結果として生じる性機能の低下や喪失により、これまで一体化していた自己感が変容し、それに伴って身体的、心理的、社会的な側面で苦しみが生じる状態であり、最終的には患者の生活の質(QOL)に悪影響を及ぼし得るものと定義づけた。 なお、本研究の成果については、2024年度内に学会で発表を行い、一定の学術的評価を得た。今後は、本分析結果を基盤として、尺度開発へと発展させるためのさらなる検討を進める予定である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究では、当初の目標として尺度作成まで進める予定であったが、構成概念の分析に想定以上の時間を要したため、尺度作成には至らなかった。特に、対象とする概念が複雑であり、先行研究の整理と理論的枠組みの精緻化に多くの時間を割く必要が生じたことが、進捗に影響した。加えて、分析結果をより妥当なものとするため、専門家への意見聴取や追加調査を重ねたことで、当初のスケジュールに遅れが生じた。これらの要因により、現在は構成概念の分析を完了し、今後、尺度項目の精緻化および予備的検討に取り組む段階にある。
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| Strategy for Future Research Activity |
完成した構成概念分析の結果を文書化し、関係する専門家や共同研究者に共有する。第三者の視点から妥当性や網羅性についてフィードバックを得る。構成概念分析に基づき、具体的な尺度項目(質問項目)案を作成する。各項目が概念を適切に反映しているか慎重に検討する。作成した項目案について、対象領域の専門家によるレビューを実施し、内容的妥当性を評価する。小規模な対象群に対して予備調査(パイロットスタディ)を行い、項目の理解度や回答傾向を確認する。予備調査結果を踏まえ、項目の難易度、冗長性、不明瞭な表現等を修正し、尺度の洗練化を図る。本格的な調査を実施し、探索的因子分析や確認的因子分析などを用いて、尺度の構成概念妥当性・内的整合性を検証する。開発した尺度を学会発表や論文発表を通じて広く公表し、さらなる妥当性検証や応用研究への展開を図る。
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